平成29年7月15日（土），学生団体CANsによる「世界に一つ，君だけの！コマ撮りムービー！」企画が開催されました。

　CANsは，子ども達に挑戦する機会を創り「できた！」という経験から自己肯定感などを醸成することを目的に活動しており，今回も同様の主旨から企画されました。
　被写体を少しずつ動かしながら写真を撮影し，最終的に動画にする「コマ撮り」で動画を制作するというこの企画。これまでの企画は大人数が参加し1日で行うものだったのに対し，今回は少人数で長期にわたり行う企画という点で，CANsにとっても新たな試みとなります。6月3日～7月15日の毎週土曜日（全7回のミーティング）に集まり，参加小学生7名が，CANsメンバーのサポートのもと，「春夏秋冬」をテーマに，ストーリー作りから，絵コンテ，ブロックで表現し撮影するという全ての工程を行いました。
　なお，本企画は新潟市社会福祉協議会様，内野第一，第二ひまわりクラブ様のご後援・ご協力のもと，内野第二ひまわりクラブで行われました。
　4つの班に分かれてそれぞれ作業する子ども達。どんなストーリーにしようか，ブロックでどんなふうに表現しようか一生懸命考え，少し動かしては撮影を繰り返すという，コマ撮りならではの根気のいる作業にも，夢中になって真剣に取り組んでいました。

　7月24日（月）には，参加した子ども達が通う，内野第一，第二ひまわりクラブで上映会を実施。初めこそみんなにお披露目するのを恥ずかしがっていた子ども達でしたが，それぞれの季節の見どころを堂々と発表。ひまわりクラブのみんなが動画に見入っている様子に，とても嬉しそうにしている子ども達の姿が印象的でした。

　CANsの運営メンバーに話を聞くと，ご後援いただいた新潟市社会福祉協議会様や，全面協力いただいた内野第一，第二ひまわりクラブ様への深い感謝の気持ちを述べながら，「かけがえのない7人の参加者に出会えた，非常に中身の濃い企画だった。」と振り返り，今回の企画に手ごたえを感じたようでした。
　子どもたちからも，「コマ撮りムービーを作成するのが楽しかった。」「レゴブロックを使えて楽しかった。」「参加したことで，みんなと仲良くなれてよかった。」といった声が聞かれ，自己肯定感の醸成に加え，少人数で長期的に行った企画だからこそ，子ども達同士や学生と子ども達の絆が深まったことがうかがえました。

完成動画はこちらからご覧ください，

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