創生学部学生が、加茂市・株式会社メルカリと連携し、循環型社会推進プロジェクトに取り組んでいます
本学創生学部では、特色ある授業科目として、企業や自治体において現場の方々と協働しながら学生が主体的に課題解決に取り組む「フィールドスタディーズ」を開講しています。その科目の一環として、学生5名からなる「チームめるかも」が、加茂市、株式会社メルカリと連携し、「メルカリShopsを活用した循環型社会推進プロジェクト」に取り組んでいます。
加茂市では、株式会社メルカリが提供する、「捨てるをへらす」をコンセプトとしたリユース促進のための取り組みにおいて、使わなくなったものを一時的に保管し、後に譲渡や販売によって再利用を目指す「メルカリエコボックス」を希望する市民に無料配布しています。
今回取り組んでいるプロジェクトでは、メルカリエコボックスの新しい利用方法として、そのボックスを加茂市内の公共施設や本学内に設置し、市民や学生からリユース可能な品物を集め、加茂市のメルカリShopsにて販売することで、循環型社会の在り方について実践的に学ぶことを目指しています。
「チームめるかも」は、ポスターやチラシの制作、加茂市公式Xや創生学部Instagramでの発信、販売開始発表会の開催など広報活動にも力を入れ、市民のリユース活動の促進を図っています。
活動成果として、6月25日から7月10日までの回収期間には600点以上の品物が集まり、販売開始から7月15日現在で25点を出品、うち8点が購入されています。購入者には感謝の気持ちを込めて学生手作りのお礼状も添えています。
学生たちは活動を通じて、リユースしたいという気持ちがあっても、捨てるほうが簡単で行動に移せない人が多い現状を実感しました。その一方で、本プロジェクトが、リユースへの一歩を踏み出すきっかけになるとも感じています。今後もこうした取り組みを通して、『一人一人が自らリユースに向けて行動できる』循環型社会の実現を目指していきたいです。」と語っています。




本件に関するお問合わせ先
創生学部
准教授 並川努
E-mail namikawa@ge.niigata-u.ac.jp
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