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中国・北京にて「新潟大学北京事務所設立記念講演会」を実施しました

国際交流

新潟大学では,本年(平成21年)8月に,初めての海外拠点として中国・北京市に「新潟大学北京事務所」(中国名:新潟大学中国代表処)を設立しました。
これを記念して,11月8日(日),北京市内のホテルにおいて「新潟大学北京事務所設立記念講演会」を,JSPS北京研究連絡センターとの共催で実施しました。
この講演会には,全学交流協定を締結している北京大学・呉志攀校務委員会常務副主任(副学長相当),清華大学・胡東成校務委員会副主任(前副学長)をはじめ,新潟市北京事務所・近藤淳一所長,卒業生代表として韓暁武全人代常務委員会副秘書長(副大臣相当)らが来賓として出席したほか,新潟大学に留学経験を持つ中国の同窓生や,新潟大学と交流協定を締結している大学の関係者等が,本学からは,下條学長,山下・島田両理事,本北京事務所長に任命された山田副学長らが赴き,約100人近くの参加がありました。
また,中国において最も権威があるといわれている英字紙チャイナ・デイリー紙をはじめ,中国の多くのメディアも取材に訪れ注目度の高さを窺わせました(11月13日現在,8メディアが新聞・HPに掲載)。

はじめに,北京大学・呉校務委員会常務副主任,清華大学・胡校務委員会副主任,新潟市北京事務所・近藤所長から来賓祝辞があり,続いて共催者であるJSPS北京研究連絡センター・福西浩所長から,中国語による新潟大学北京事務所への期待の言葉が寄せられました。
さらに,新潟大学中国人同窓生を代表して,韓暁武全人代常務委員会副秘書長から,母校への愛着の籠もった激励の挨拶が述べられました。
主催者を代表して,下條学長から本事務所の設立に至る経緯が紹介され,「この事務所の活動を通して,中国の優秀な留学生が数多く新潟大学で学び,世界規模の課題を解決する優れた研究者として育つことを心から願う。」との目標が示されました。さらに,来年には中国同窓会を発足させ,その祝賀会を開催したい旨の構想も披露されました。
講演では,山下総務担当理事から「中国に開かれた新潟大学—新潟大学アクション・プラン2009」と題した,下條学長が中心となって策定を進めた新潟大学アクション・プラン2009について説明があり,今後,これを基にして東アジア,とりわけ中国との間で「よき隣人」として交流を深めていくことの重要性が強調されました。具体的な方策として,留学生ネットワークの構築,グローバル・サーカス事業の推進,海外事務所の新規設置など,北京事務所を軸とした構想が示されました。
最後に,島田財務担当理事が参加者に対して謝意を述べ,盛会のうちに終了しました。
その後の祝賀会では,学長挨拶に引き続き,下條学長の指導により博士学位を取得した謝院生・人民解放軍総医院腎臓病科教授より祝辞が述べられました。
乾杯の発声は山下理事が行い,出席者全員で新潟大学北京事務所の開設を盛大に祝いました。
祝賀会では,同窓生らが学生時代の想い出や今後の新潟大学への期待などについて語るなどの光景が見られました。

なお,講演会の前後には,北京大学校務委員会常務副主任,清華大学前副学長,北京聯合大学長などによる下條学長への表敬訪問,チャイナ・デイリー紙による学長インタビュー,さらに来賓と下條学長との記念撮影などが行われ,中国の各大学と本学との交流をより深いものにしていく貴重な機会となりました。

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新潟大学北京事務所にて(福西JSPS北京研究連絡センター長(左)と下條新潟大学長(右))

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新潟大学北京事務所にて(山田事務所長/副学長(右)と王星宇特任准教授(左))

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講演会の様子

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講演に聞き入る約100名の参加者


北京大学・呉志攀校務委員会常務副主任による祝辞


清華大学・胡東成校務委員会副主任(前副学長)による祝辞


新潟市北京事務所・近藤淳一所長による祝辞


卒業生代表として韓暁武全人代常務委員会副秘書長による祝辞


JSPS北京研究連絡センター・福西浩所長による挨拶


新潟大学・下條文武学長による挨拶


新潟大学・山下威士理事による講演


新潟大学・島田正寛理事による挨拶

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謝院生人民解放軍総医院腎臓病科教授による祝辞

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祝賀会で旧交を温める同窓生

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卒業生と下條学長


卒業生と下條学長