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自然科学研究科材料生産システム専攻機械科学コース(博士前期課程)の三つのポリシー

ディプロマ・ポリシー

人材育成目標(修了生が身に付けるべき資質・能力)

当該コースの修業年限以上在学し、所定の授業科目及び42単位以上を修得し、以下の能力を有すると認められる者に、修士(工学)又は修士(学術)の学位を授与します。

(A)自然・社会・人類に対する倫理的な判断能力、および機械科学に関する基礎的素養
(B)基礎理論・技術を理解し、応用する能力
(B-1)ナノ材料、超機能性材料・デバイスなどの設計・製造技術を理解し、開発に応用できる。
(B-2)機械装置の動特性解析と計測技術を理解し、高効率な生産システムの設計に応用できる。
(B-3)塑性制御、ナノ加工、MEMSなど材料制御技術を理解し、設計・開発に応用できる。
(C)課題を発見し、解決できる能力、学会発表を含むコミュニケーション能力、定められた期間で報告する能力

プログラムの到達目標(目標としての学修成果)

知識・理解

  • 機械科学に関する数学、自然科学を理解し応用できる。
  • 自然や社会に対して倫理的な観点から適切な判断することができる。

当該分野固有の能力

  • 機械および機械関連分野に関する理論・技術を理解し応用できる。
  • ⾃然エネルギーを含む新エネルギーシステム、光エネルギーの基礎と応⽤について理解している。
  • 種々の振動制御手法、運動伝達要素の特性、騒音防止技術およびマイクロセンサ・アクチュエータについて理解している。
  • 表⾯の幾何形状と確率統計的な取り扱いや金属材料の特性や強化機構について理解している。

汎用的能力

  • 自ら研究課題を発見し、課題解決までの計画を立てて実行し、その結果をまとめ報告することができる。
  • 他者との建設的、効率的なコミュニケーションを行うことができる。
  • 機械科学関連技術の社会、自然、人類に及ぼす影響、効果およびその責任について倫理的に判断できる。

態度・姿勢

  • 指導教員や他の学生等と協力して研究課題の解決のために努力する姿勢を備えている。

カリキュラム・ポリシー

到達目標に達するための教育課程

カリキュラム編成

当コースは2年制です。学生は、コースの人材育成目標を達成するため以下の流れに沿って履修します。

学修内容・方法

1年次:人材育成目標(A)達成のため、自然科学総論、機械科学文献詳読I、機械科学セミナーを履修します。人材育成目標(B)達成のため、コース開講専門科目および他専攻専門科目を履修します。人材育成目標(C)達成のため、機械科学特別演習、材料生産システム特定研究Iを履修します。
2年次:人材育成目標(B)達成のため、コース開講専門科目および他専攻専門科目を履修します。人材育成目標(C)達成のため、機械科学文献詳読II、材料生産システム特定研究II、研究発表演習・発表を履修します。

学修成果の評価方法

コース開講専門科目および他専攻専門科目については、シラバスで公開されている評価基準に基づいて学修成果をを評価します。材料生産システム特定研究I、 IIについては、学位論文審査基準1)-6)に沿って成果を評価します。研究発表演習・発表では、学会の講演会等での発表実績を評価します。

アドミッション・ポリシー

入学者に求める資質・能力と入学者選抜方法

入学者に求める資質・能力(求める学生像)

機械科学工学電気電子工学に関する学部卒業程度の基礎学力を有し、以下のような資質・能力と意欲をもつ人の入学を広く募ります。

  1. 学士課程において修得した知識をさらに深め自然科学を生かした専門的職業人を志す、高い勉学意欲を有する人。
  2. 学士課程で学んだ知識を基礎に、新たな知識を学びこれを有効に活用する手法を修得し、自然科学の基礎分野での活躍を目標とする知的好奇心にあふれ強い意志をもつ人。
  3. 学士課程で学んだ知識と社会人としてのキャリアを基礎に、新しい知識を学びこれを積極的に活用する手法を修得し、専門的職業人としてのキャリアアップや自然科学・技術の新たな分野に進む勉学意欲と自主努力を行う強い意志をもつ人(社会人特別選抜)
  4. 日本語あるいは英語による必要最小限のコミュニケーションの能力を有する人(外国人留学生特別選抜)

選抜方法

学士課程卒業レベルの基礎学力、専門分野に対する高度な知識と十分な研究遂行能力、コミュニケーション能力、専門分野に対する明確な動機や意欲のある学生を以下の方法により選抜します。

一般選抜

本選抜では、専門科目(材料力学、流体工学、熱力学、機械力学)の筆記試験において、学士課程で修得しておくべき機械工学分野の知識を評価する。TOEICまたはTOEFL(TOEFL-iBT、 TOEFL-PBT、 TOEFL-ITP)のスコアによって、研究等で必要になる英語の能力を評価する。面接では、勉学意欲、知的好奇心および自然科学の基礎分野での活躍に対する意志を評価する。なお、口述試験(第1次募集のみ)では、出願書類の審査並びに口述試験の結果によって成績優秀と認めたものについて、筆記試験及び面接を免除する。

社会人特別選抜

本選抜では、専門分野に対する高度な知識と十分な研究遂行能力を口述試験によって、コミュケーション能力を面接によって評価する。さらに、専門分野に対する明確な動機や意欲等を有しているかを研究計画書等の出願書類によって評価する。

外国人留学生特別選抜

一般選抜と同じ筆記及び面接により行う。面接では、一般入試の測定事項に加え、日本語および英語でのコミュニケーション能力について測る。