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自然科学研究科環境科学専攻社会基盤・建築学コース(博士前期課程)の三つのポリシー

ディプロマ・ポリシー

人材育成目標(修了生が身に付けるべき資質・能力)

本プログラムでは、都市と人間および自然環境との持続可能な共生システムの構築を目指し、社会基盤施設・建築構造物の構築技術、都市などの空間の構成・設計計画手法、自然・人工環境の解析・評価技術などに関する基礎的な知識と、豊かな計画・分析・解析力を身に付けます。
また、社会基盤工学・建築学に関する高度な専門的知識と倫理観を基礎に自ら考え行動し、新たな知及びそれに基づく価値を創造し、国内外で活躍する人材を養成します。

本人材育成目標に対応して養成する以下の能力を修得し、本学に当該プログラムの修業年限以上在学し、所定の授業科目及び38単位以上を修得した者で、下記能力を有すると認められた者に、修士(工学)又は修士(学術)の学位を授与します。

プログラムの到達目標(目標としての学修成果)

知識・理解

  • 各種災害から都市および人間の安全性を確保するための社会基盤施設を構築するための基礎理論・技術を修得している。
  • 自然環境と都市が共生するシステムを総合的に取扱い、地域環境を歴史的産物として捉え、法制度、および社会環境について解析・評価・計画・活用するための基礎理論・技術を修得している。
  • 都市・建築および人間の安全性を確保するための建築構造物を構築するための基礎理論・技術を修得している。
  • 人間生活の基本的・直接的な環境である住宅・建築・都市の空間について、その空間機能・環境性能・空間造形の特性と環境と人の生活との関係を多面的に捉え、快適で安全な居住環境の計画・設計を行うための基礎理論・技術を修得している。
  • 都市・地域を社会的・文化的側面も含めた総合的視点で捉え、豊かで持続可能な都市・地域環境を創造するための基礎理論・技術を修得している。

当該分野固有の能力

  • 自然・社会・人類に対する倫理的な判断能力を身に付けている。
  • 各種災害から都市および人間の安全性を確保するための社会基盤施設を構築するための基礎理論・技術を応用する能力を身に付けている。
  • 自然環境と都市が共生するシステムを総合的に取扱い、地域環境を歴史的産物として捉え、法制度、および社会環境について解析・評価・計画・活用するための基礎理論・技術を応用する能力を身に付けている。
  • 都市・建築および人間の安全性を確保するための建築構造物を構築するための基礎理論・技術を応用する能力を身に付けている。
  • 人間生活の基本的・直接的な環境である住宅・建築・都市の空間について、その空間機能・環境性能・空間造形の特性と環境と人の生活との関係を多面的に捉え、快適で安全な居住環境の計画・設計を行うための基礎理論・技術を応用する能力を身に付けている。
  • 都市・地域を社会的・文化的側面も含めた総合的視点で捉え、豊かで持続可能な都市・地域環境を創造するための基礎理論・技術を応用する能力を身に付けている。

汎用的能力

  • 自ら課題を発見し、解決する能力を身に付けている。
  • 学会発表を含むコミュニケーション能力を身に付けている。
  • 定められた期間で報告する能力を身に付けている。

態度・姿勢

  • 自然・社会・人類に対する倫理的な判断に基づいて、社会基盤工学・建築学をはじめとするさまざまな分野の知識や技術を必要に応じて修得し応用しようとする姿勢を備えている。
  • 各種災害から都市および人間の安全性を確保するための社会基盤施設を構築しようとする姿勢を備えている。
  • 自然環境と都市が共生するシステムを総合的に取扱い、地域環境を歴史的産物として捉え、法制度、および社会環境について解析・評価・計画・活用しようとする姿勢を備えている。
  • 都市・建築および人間の安全性を確保するための建築構造物を構築しようとする姿勢を備えている。
  • 人間生活の基本的・直接的な環境である住宅・建築・都市の空間について、その空間機能・環境性能・空間造形の特性と環境と人の生活との関係を多面的に捉え、快適で安全な居住環境を実現しようとする姿勢を備えている。
  • 都市・地域を社会的・文化的側面も含めた総合的視点で捉え、豊かで持続可能な都市・地域環境を創造しようとする姿勢を備えている。
  • 自ら課題を発見し、解決しようとする姿勢を備えている。
  • コミュニケーション能力を高め、その能力を活用しようとする姿勢を備えている。
  • 定められた期間で成果を報告する重要性を認識し、報告を遂行しようとする姿勢を備えている。

カリキュラム・ポリシー

到達目標に達するための教育課程

カリキュラム編成

カリキュラムは、2つの系(社会基盤系、建築系)毎に組み立てられており、専門領域の高度な専門知識や技術、専門学問分野における研究課題の発見・探究・解決・成果の整理・統合化、および学内外での成果発表に必要な能力を体系的に修得できるよう、研究科規程に定める修了要件単位数のほかに、上記の到達目標の項目に対応する修了認定単位数の要件を設定しています(学生は、出願時に系を選択します)。

社会基盤系のカリキュラムは、①自然・社会・人類に対する倫理的な判断能力を養う科目、②自然環境と都市の共生と各種災害からの都市・人間の安全性の確保するための社会基盤施設を構築に関する基礎理論を学ぶ科目、③課題発見能力、コミュニケーション能力、定められた期間で報告する能力を修得する科目から編成されています。

建築系のカリキュラムは、①自然・社会・人類に対する倫理的な判断能力を養う科目、②自然環境と居住環境の共生と各種災害からの都市・人間の安全性の確保するための建築に関する基礎理論を学ぶ科目、③課題発見能力、コミュニケーション能力、定められた期間で報告する能力を修得する科目から編成されています。

学修内容・方法

社会基盤系では、1年次には講義科目によって、社会基盤工学の各分野、および他の自然科学分野について高度かつ最先端の知識を学修します。これにより、自然・社会・人類に対する倫理的な判断能力、自然環境と都市の共生と各種災害からの都市・人間の安全性の確保するための社会基盤施設を構築に関する基礎理論を身に付けます。
2年次には、主に課題発見能力、コミュニケーション能力、定められた期間で報告する能力を修得するために、環境科学特定研究III、環境科学特定演習III、研究発表演習III(中間発表)、研究発表演習III(学外発表)、環境科学セミナーIII、環境科学総合演習IIIなどを履修します。

建築系では、1年次には講義科目によって、建築学の各分野、および他の自然科学分野について高度かつ最先端の知識を学修します。これにより、自然・社会・人類に対する倫理的な判断能力、自然環境と居住環境との共生と各種災害から都市・人間の安全性を確保する建築を構築する基礎理論を身に付けます。
2年次には、主に課題発見能力、コミュニケーション能力、定められた期間で報告する能力を修得するために、環境科学特定研究III、環境科学特定演習III、研究発表演習III(中間発表)、研究発表演習III(学外発表)、環境科学セミナーIII、環境科学総合演習IIIなどを履修します。

学修成果の評価方法

コース開講専門科目および他専攻専門科目については、各科目のシラバスで明示する評価基準に基づいて学修成果を評価します。
環境科学特定研究IIIについては、学位論文審査基準に沿って成果を評価します。研究発表演習では、学内発表・学会での講演に基づいて評価します。

アドミッション・ポリシー

入学者に求める資質・能力と入学者選抜方法

入学者に求める資質・能力(求める学生像)

学士課程において環境科学専攻に対応する学問分野を専修した学生に限定せず、広く人文・社会科学を専修した学生も含め、基本的な情報収集、解析および発信の能力をもち、環境に関わる問題に積極的に関わっていこうとする学生を求めます。
これに加えて、博士後期課程に進学して更なる研究能力を身に付けて先端基礎分野で活躍しようと専門学問分野に深い関心を持つ人材の育成も行います。

選抜方法

学士課程で学修する社会基盤・建築学分野の基礎学力、外国語の能力及び大学院での学修を行う能力と意欲をみるため、以下の方法により選抜します。

一般選抜

本選抜では、英語、専門科目を課し、各コースに対応した学問分野を学ぶ上で基礎となる事項に関する理解度を評価する。面接・口頭試問では、博士前期課程での研究計画や研究に対する意欲について評価する。

社会人特別選抜

本選抜では、学士課程で学修した知識と社会人としてのキャリアを基礎に、新しい知識を学びこれを積極的に活用する手法を修得し、専門的職業人としてのキャリアップや自然科学・技術の新たな分野に進む勉学意欲と自主努力を行う強い意志をもつ社会人を選抜する。

外国人留学生特別選抜

本選抜では、一般選抜の事項に加えて、入学希望コースでの学修に支障ない基礎学力(当該コースに対応する学士課程卒業以上の資格あるいはこれと同等以上の学力)を有し、日本語あるいは英語による必要最小限のコミュニケーションの能力を有する者を選抜する。