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経済科学部の三つのポリシー(地域リーダープログラム)

ディプロマ・ポリシー

人材育成目標(卒業生が身に付けるべき資質・能力)

経済学・経営学を中心とする人文社会科学の専門知識に基づいて、社会の現状の正確な理解と望ましい社会のあり方を考察でき、さらに多様なステークホルダーを巻き込みながら地域社会の課題を解決できる人材を育成します。具体的な目標は次の通りとします。

  • 経済学・経営学を中心に人文社会科学分野の専門的知識を修得し、現実社会の問題を分析することができる。
  • 思考、調査、論述する技術(アカデミックスキル)を体系的に身に付け、修得した専門的知識と組み合わせて、課題発見・分析ができる。
  • 現役社会人との共修を通じて、多様なステークホルダーと協働しながら実際に課題解決を実行することができる。

本学に当該プログラムの修業年限以上在学し、所定の授業科目及び124単位以上を修得した者で、人材育成目標に係る下記の能力を有すると認められる者に、学士(学術)の学位を授与します。

プログラムの到達目標(目標としての学修成果)

知識・理解

  • 経済学・経営学を中心にした人文社会科学分野の基礎的な専門的知識を体系的に修得している。
  • 経済学・経営学の中核的な専門的知識を体系的に修得している。
  • データを用いた分析に関する基本的な知識を理解、修得している。
  • レポートや論文を書くにあたり必要となる技能を修得している。

当該分野固有の能力

  • 経済学を含む人文社会科学分野の専門知識を活用して、社会的課題を見出し、解決方法を思索・検討できる。
  • 経済学を含む人文社会科学分野の文献を正確に理解、解釈できる。
  • データを用いた分析に関する知識を活用して、実際に分析できる。
  • レポートや論文を書くために必要な技能を利用して、論理的で説得的なレポートや論文を作成できる。

汎用的能力

  • 異なる世代、異なる考え方をもつ人々と協働して課題解決に取り組むことができる。
  • 物事を多面的に見ることができ、かつ論理的に思考することができる。
  • 問題に対して、適切な情報を収集して分析し、解決に導く方法を見出すことができる。
  • 身に付けた表現法を駆使して、他者に対して、自らの考えを的確に表現、発信できる。
  • 英語を含む外国語を用いて、読む、書く、聞く、話すことができる。

態度・姿勢

  • 生涯にわたって自律的に学び続ける姿勢を備えている。
  • 常識や慣習に拘泥することなく、自由に思考することができる。
  • 自身と異なる考え方、背景をもつ人々を尊重する態度を備えている。
  • 社会を構成する一個人として、あらゆる活動に能動的に参画する態度を備えている。

カリキュラム・ポリシー

到達目標に達するための教育課程

カリキュラム編成

本プログラムは4年制で、1年次には、大学での学修に必要な基礎的なアカデミックスキルを修得する授業科目と、プログラム選択に必要な経済学・経営学を中心とする人文社会科学分野の基礎知識を学修する授業科目を配置しています。2年次以降には、①モジュールを核にした専門的知識の学修、②多様な演習による課題解決能力の修得機会の提供、③アカデミックスキルの体系的学修を重視した授業科目を配置し、4年次には集大成科目として必修の卒業論文を配置しています。

学修内容・方法

1年次においては、グループワーク、個人による自己学修、選択するプログラムの紹介を組み合わせたスタディスキルズと学部共通基礎科目を履修します。2年次以降は、①経済学・経営学の中核的知識とともに学生自身の学修デザインに沿った選択して専門知識の修得を進めながら、②課題解決を進めるプロセスや方法論の基本を学修したうえで、専門的知識の定着と論理的思考の育成を担う演習、社会人との共修を通じて論理的思考の育成と課題解決能力の育成を担う演習により課題解決能力を修得していきます。さらに③上級生のサポートと下級生へのサポートを組み入れてアカデミックスキルを体系的に修得していきます。

学修成果の評価方法

  • 専門的知識、物事を多面的に見る力や論理的思考力、アカデミックスキルの修得を総合的に評価するため、卒業論文をルーブリックにより評価します。
  • 修得した知識・スキルの活用状況、他者と協働した課題解決や自律的学修の態度の形成状況を評価するため、演習形式の授業においてルーブリックにより評価します。

アドミッション・ポリシー

入学者に求める学力と入学者選抜方法

入学者に求める学力

経済科学部全体
  1. 経済学・経営学を中心に人文社会科学分野を幅広く学び、地域社会の着実な発展に貢献することを望む人
  2. 課題を発見し、その解決のために必要な知識・技能を主体的に学修することができる人
  3. 課題に取り組むために他者とすすんで協働する態度をもった人
  4. 高等学校教育全般にわたる基礎学力を有するとともに、大学で学修をいっそう深化・拡大することを望む人
  5. 高校卒業程度の基礎学力を有し、国語・英語の文章読解力および数学的・論理的思考力を備えている人
地域リーダープログラム
  • 経済学・経営学だけでなく人文社会科学分野の専門知識を身に付け、地域が直面する課題に取り組むことを望む人
  • あらゆる物事に対して自律的に取り組む意欲を持つ人
  • 社会的課題の解決に高い興味関心を有し、ひいては地域社会を変革していく強い意欲を持つ人

選抜方法

一般選抜

大学入学共通テストの成績で選抜する(主に上記4の観点から基礎的な知識・技能を測る)ことに加え、前期日程試験では個別学力検査を課す(主に上記5の観点から思考力・判断力・表現力等の能力を測る)。

学校推薦型選抜

学校推薦型選抜では大学入学共通テストを免除し、個別学力検査における総合問題によって論理的な思考能力および日本語の理解力・表現力を測るとともに、提出書類(調査書・志願理由書)によって上記3の観点から主体的に学習に取り組む態度を測る。

総合型選抜

総合型選抜では大学入学共通テストを免除し、個別学力検査における小論文によって論理的な思考能力および日本語の理解力・表現力を測るとともに、提出書類(調査書・自己推薦書)によって上記2、3の観点から主体的に学習に取り組む態度を測る。

社会人特別選抜

社会人特別選抜では大学入学共通テストを免除し、主に上記1、2の観点から、小論文により思考力・判断力・表現力等の能力を測り、面接により主体的に学習に取り組む態度を測る。