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工学部の三つのポリシー(建築学プログラム)

ディプロマ・ポリシー

人材育成目標(卒業生が身に付けるべき資質・能力)

本プログラムでは、建築設計製図の理論と技術の学習を通じて空間的に課題を解決でき、建築構造や建築環境設備の特性や諸問題を理解でき、自然環境や社会環境と建築の調和を順応的に考えられる人材を育成します。

本プログラムの修業年限以上在学し、所定の授業科目及び124単位以上を修得した者で、下記のプログラムの到達目標に示された能力を有すると認められる者に学士(工学)の学位を授与します。また、一級建築士試験の受験資格要件を満たすことを目指します。

プログラムの到達目標(目標としての学修成果)

知識・理解

  • 建築の規模計画、配置計画、動線計画、寸法計画および設計について理解している。
  • 建築構造計画、建築構造計算、および建築構造設計について理解している。
  • 建築環境計画、建築設備計画・設計について理解している。
  • 建築材料、建築生産計画について理解している。
  • 都市計画・設計について理解している。

当該分野固有の能力

  • 建築が地球環境にどのように影響を与えているかを理解し、これらを解決することができる。
  • 建築と持続可能な社会の関連を理解し、これらを可能とする能力を有している。
  • 地球全体と地域社会の関係を理解することができる。

汎用的能力

  • 国内のみならず世界の歴史や文化に関する知識を身に付けている。
  • 建築分野における技術者倫理の重要性を理解することができる。
  • 建築や都市の設計にあたり、地域住民の立場にたつことの重要性を理解することができる。
  • 人と社会や環境の関係について歴史的理解と改善方法を理解することができる。

態度・姿勢

  • 建築学の主要分野である建築設計・計画、建築構造、建築環境・設備、建築生産、並びに都市・地域計画をはじめとする建築関連分野に関して、設定された自然環境条件、社会的条件を理解し、これらに対応した基礎的知識を習得する姿勢を備えている。
  • 地球環境の保全と人間の健康および安全をはかり、持続可能な社会を実現していくことを緊急の課題と認識し、建築を、地域および地球規模の環境との関係においてとらえ、人類の安全と利益、および地球社会と地域社会の持続的発展に貢献する態度を備えている。
  • 人間社会全般や地域固有の文化と歴史、公共的福祉への洞察力を高め、その継承と改善のために建築技術を適切に用い、かつ建築技術が社会・自然・人類に及ぼす影響・効果を的確に把握し、建築家・技術者としての責任を自覚する能力を身に付けている。
  • 建築学の工学的な基礎となる数学、自然科学、情報技術に関する基本的知識を修得する姿勢を備えている。
  • 与えられた建築学に関する課題に対して、調査・実験を企画・実行し、データを解析・解釈し、定められた期間で結果を取りまとめ、報告する能力を身に付けている。

カリキュラム・ポリシー

到達目標に達するための教育課程

カリキュラム編成

本プログラムの学習・教育目標を確実に達成するため、低学年においては主に基礎的科目を設定し、学年次の進行と共により専門性の高い科目を多く配置するようにしています。また、2年次に専門科目の基礎を学ぶことから、3年次にはそれらに対応する実験・演習科目を配置し、理解の深化を図っています。各学年の具体的なプログラム内容は以下のとおりです。

学修内容・方法

<1年次>基礎的な専門科目(建築学概論、建築図学、建築材料・構造概論など)や数学・力学・情報処理などの教養系科目の他に、語学や人文科学・社会科学等を含む教養系科目を主に学びます。

<2年次>2年次からは、より専門性の高い科目が設定されています。2年次には、建築学の主要分野である建築設計製図、建築構造解析学、建築材料、建築計画学、建築環境工学、都市計画などに関する科目が開講されており、これらの科目を通して専門分野の基礎知識を修得します。また、建築設計製図では、基本計画と基本設計に関する実習課題に取り組み、建築の計画・設計の進め方と、設計主旨を明確にする方法、および発表・説明等の能力の修得に努めます。

<3年次>上述の主要分野に対応した実験・演習科目のほとんどが3年次に開講されています。これらの実験・演習科目を通し、それまでに学んだ学問分野をより深く理解すると共に、実験と計測の技術を身に付け、得られた結果を分析・考察する能力を養います。また、2年次に引き続き、建築設計製図や建築計画演習、都市計画・デザイン演習などの実習科目も開講されており、より具体的な建築や都市に関する設計と計画の手法と知識を実践的に修得します。

<4年次>卒業研究と卒業設計を通して、専門的な問題を理解・整理し、調査や分析、実験などに基づき解決するための能力、建築を総合的にデザインする能力を身に付けます。また、他者の意見を正しく理解した上で、自分の考えを正しく伝えるプレゼンテーション能力を養います。建築的創造は、確固とした倫理観の下でなされます。そのため、技術者倫理について考え、その意義と重要性とを学びます。

学修成果の評価方法

個々の授業科目の学修成果は、試験、レポート、設計図面、建築模型などを評価対象として各科目のシラバスに定める方法に基づき評価を行います。また、4年次の卒業研究と卒業設計に対しては学位論文、設計図面などの提出物、および各発表会における口頭発表などを評価対象としてシラバスに定める方法により評価を行います。

アドミッション・ポリシー

入学者に求める学力と入学者選抜方法

入学者に求める学力

学力の3要素である①「基礎的・基本的な知識・技能」、②「思考力・判断力・表現力など」、③「主体性・多様性・協働性」の3つを高校までに修得し、さらに入学後にこれらの学力を主体的に伸ばすための能力を持った学生を求めています。具体的には、工学の基礎から先端技術に関する専門的知識の習得、及び多様な知識の習得を目指す意欲と行動力を持った人の入学を希望します。そのためには、高校で基本的な知識を身に付けるとともに、思考力・判断力を養い、主体的かつ周囲と協調できる姿勢を身に付けていることが望まれます。

入学者選抜方法

一般選抜(前期日程)

基礎的な知識の評価を重点的に行い、高等学校卒業レベルの基礎学力を有するとともに、専門分野に関連する科目への高い理解力・応用力を持つ学生を選抜する。大学入学共通テストにおいては、5教科7科目の試験を課し、高等学校卒業レベルの基礎学力を評価する。個別学力検査においては、数学、理科、英語を課し、工学分野を学ぶ上で特に重要な科目への理解力と応用力を評価する。これらと調査書の内容を総合して評価する。

一般選抜(後期日程)

基礎的な知識及び主体的な学習意欲の評価を重点的に行い、高等学校卒業レベルの基礎学力を有するとともに、勉学意欲と工学分野への高い関心を持つ学生を選抜する。大学入学共通テストにおいては、5教科7科目の試験を課し、高等学校卒業レベルの基礎学力を評価する。個別学力検査においては、面接を行い、主体的に工学分野を学ぶ意欲と能力を評価する。これらと調査書の内容を総合して評価する。

総合型選抜

大学における勉学に必要な基礎学力、思考力、勉学意欲、明確な志望動機及び高等学校等内外での活動に係る主体性と表現力等を持ち、本プログラムの工学分野に関する基礎から先端技術にわたる専門的知識及び多様な知識の習得を目指す意欲と行動力を持った学生や、社会の諸問題に対して興味・関心を持ち、工学分野の専門的知識を駆使してそれらの問題の解決策を考える意欲と行動力を有する学生を選抜する。出願書類(活動報告書に基づいた自己推薦書)においては、勉学意欲・関心、志望動機、主体性等を評価する。小論文においては、思考力、表現力、工学分野に関する知識等を評価する。面接(自己推薦書の内容に基づいたプレゼンテーション及び口頭試問を含む)においては、思考力、表現力、勉学意欲、志望動機、主体性、大学における勉学に必要な基礎学力を評価する。

学校推薦型選抜Ⅰ

高等学校で学んだ専門分野の基礎知識(該当する出願要件で出願する志願者に限る)、大学における勉学に必要な基礎学力、思考力、勉学意欲、明確な志望動機及び主体性を持ち、本プログラムの工学分野への高い関心を有する学生を選抜する。面接(口頭試問を含む)においては、基礎学力、勉学意欲、志望動機及び専門への関心の高さと適正を評価する。出願書類(推薦書、調査書、活動報告書等)においては、学業成績や主体性等を評価する。

学校推薦型選抜Ⅱ

大学における勉学に必要な基礎学力、思考力、勉学意欲、明確な志望動機及び主体性を持ち、本プログラムの工学分野への高い関心を有する学生を選抜する。面接においては、勉学意欲、志望動機及び専門への関心の高さと適正を評価する。大学入学共通テストにおいては、3教科3科目の試験を課し、大学における勉学に必要な基礎学力を評価する。出願書類(推薦書、調査書)においては、学業成績や主体性等を評価する。