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学長あいさつ

ご協力のお願い
(「
新潟大学まなび応援基金」・「新潟大学研究等支援基金」・「新潟大学基金」)

牛木辰男学長

「未来のライフ・イノベーションのフロントランナーとなる」。これが、国立大学法人新潟大学の直近のミッションです。
新潟大学は、世界と地域の課題に真摯に向き合いながら次世代の人材育成と研究の推進に寄与し、社会に貢献してきました。現在の学生数は約13,000人、教職員数は約3,000人、10学部5大学院研究科とともに、脳研究所、災害・復興科学研究所、医歯学総合病院、附属学校園を有する、国立大学の中でも全国有数の大規模総合大学です。また、環東アジア研究センター、佐渡自然共生科学センター、日本酒学センターという全学共同教育研究組織も設置して地域や社会の未来課題に挑戦しています。

このように、新潟大学はつねに質の高い教育・研究の推進、社会貢献を目指して活動していますが、そのための基盤整備には資金力も重要な課題です。そこで、2009年に「新潟大学基金」を創設しました。幸い多くの企業・個人の方々から共感をいただき、今日まで「輝け未来‼入学応援奨学金」、「学業成績優秀者奨学金」、「大学院博士課程奨学金」などの奨学金事業による学生支援や、中央図書館の設備整備、筋力トレーニング設備の整備、旭町サークル共用施設と弓道場の整備などを実施することができました。これもひとえに皆さまのご支援の賜物と厚く感謝申し上げます。

一方で、現在、新型コロナウイルスのパンデミックという大きな試練に立たされ、激動の社会が続いています。これを乗り越えるために、今こそ「知の拠点」である大学の役割が発揮されなければなりません。冒頭に記した新潟大学のミッションは、『新潟大学将来ビジョン2030』の中で掲げたものですが、ここでいう『ライフ・イノベーション』は、単に「医療・健康・福祉分野」に留まらず、21世紀を生きるわれわれの「生命」、「人生」、「生き方」、「社会の在り方」、「環境との関わり」と、それらの土台となる「地球」や「自然」についての新たな価値と意味を生み出すための革新を指します。

新潟大学はこのミッションのもとで、コロナ後の未来を見据え、多様なステークホルダーとの対話を通じながら、地球に生きるわれわれ人類の営みを豊かにするために、総合大学の知を結集して、次世代の人材育成と科学の発展に寄与し、社会に貢献してまいります。

皆さまにおかれましては、基金の趣旨にご賛同の上、ぜひとも新潟大学へのご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

 

新潟大学長
牛木辰男

 

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