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総合学術研究科 人文社会科学専攻/自然科学専攻 アニメ・映像資源科学プログラム
新潟大学が有するアニメや地域映像のアーカイブを基盤に、その文化・社会・技術・倫理・法に関わる学際的な教育研究を通じて、「総合知」を創出し、新たな文化的・社会的価値の創造と地域活性化に貢献できる専門職業人や研究教育者を育成するプログラムです。
紹介動画
概要と人材育成目標
アニメ・映像資源科学プログラムは、「新潟学際型」の学位プログラムです。新潟大学の特色と強みを活かし、学際的かつ大胆に新たな学問分野を切り開く個性的なプログラムです。人文社会科学専攻と自然科学専攻の両方に開設されており、両専攻が共同で運営します。
取得できる学位:修士(学術)、修士(文学)(人文社会科学専攻に所属する場合)、修士(工学)(自然科学専攻に所属する場合)です。
プログラムが養成する人材像:アニメや地域映像等の映像資源に関するアート、人文社会科学、工学にまたがる高度な専門知識と学際的素養、課題発見・探究能力、そして倫理観を備えた専門職業人や研究教育者を養成します。特に、映像資源のデジタル・アーカイブ化に伴う技術的・倫理的・法的・文化的問題解決に主体的に取り組める人材を目指します。
修了時にどのような資質・能力を身につけることを目標にしているかの詳細は、3つのポリシーにおけるディプロマ・ポリシーをご確認ください。
想定される入学者の主な出身学部:工学系(情報、材料、建築など)、人文科学系、芸術系、社会科学系(歴史学、社会学、知財法など)の学問分野を学んだ方など、文系・理系両方から幅広く入学を想定しています。
入学者にどのような資質・能力を求めているかの詳細は、3つのポリシーにおけるアドミッション・ポリシーをご確認ください。
カリキュラムの特徴と修了後の進路
学べる・研究できる主な内容:新潟大学が保有する「アニメ中間素材アーカイブ」(渡部コレクション)や「地域映像アーカイブ」を活用し、以下の分野を横断的に学び、研究を進めます。特に、映像資源の文化・社会とのかかわり、画像処理・保存・データベース化に関する技術、倫理・法・文化的問題などの分野を組み合わせ、映像資源の活用に際して浮上する複雑な課題を多角的に検討します。
カリキュラムの詳細は、3つのポリシーにおけるカリキュラム・ポリシーをご確認ください。
想定される進路:修了後は、以下の分野で活躍することが期待されています。
- 博士後期課程への進学
- アーカイブ機関やコンテンツ産業の専門職員
- 学芸員やメディア・アーティスト
- 国・地方公共団体(特に地域課題解決や文化資源のデジタル・アーカイブ化に取り組む部門)
- 一般企業(映像を用いた新たな価値創出やコンテンツビジネスに携わる総合職)
プログラム担当教員による研究例紹介
アニメ・映像資源科学プログラムの担当教員による研究例として、
- アニメ中間素材映像資源のデジタル技術による分析とメタデータ生成に関する研究
- アニメの絵コンテ分析、セル画の映像メディア論的考察、アニメ文化データの解析
- アニメセル画の保存における材料科学的研究
- 地域映像資源を中心としたデジタル・アーカイブ活動およびその活用に関する研究
- イメージとアーカイブに関する理論的・文化史的検討
- 宮廷の御神楽を中心とする古代中世芸能史の研究
などが挙げられます。
本プログラムには多数の教員が所属しており、ここで紹介した以外にも多様な研究が展開されています。詳しくは各教員のホームページ等をご覧ください。
担当教員一覧についてはこちら。
3つのポリシー
3つのポリシーとは、ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)、カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)、アドミッション・ポリシー(入学者受入れの方針)の3つを指します。本プログラムがどのような人材を育成したいのか、どのような教育を行うのか、どのような学生を受け入れるのかを示す方針です。
詳細はこちらをご覧ください。