環東アジア地域教育研究ネットワーク設置記念シンポジウムを開催しました
本学は,地域に根ざしつつ環東アジアの拠点を担う総合大学として,「環東アジア地域教育研究ネットワーク(EARNet機構:アーネット機構)」を設置しました。これを記念して,10月21日(土)にアートホテル新潟駅前にて「環東アジア地域教育研究ネットワーク設置記念シンポジウム」を開催し,本学関係者や一般の方々を含む100人余りが参加しました。
本シンポジウムでは,「東アジアの発展に向けて日本の国立大学に期待される役割」と題して,大学共同利用機関人間文化研究機構の小長谷有紀理事からご講演をいただきました。続いて,人文社会・教育科学系,自然科学系及び医歯学系の実績・活動状況について報告がなされた後,学外からお招きした5人のパネリストによるパネルディスカッションを行いました。パネルディスカッションでは,報告された三学系の活動について,本学との連携と協力という観点から,今後の展望,方向性について議論していただき,最後には会場の参加者からも質問や意見が出されました。
シンポジウム閉会後には情報交換会が開催され,シンポジウムでは報告しきれなかった環東アジアに関するその他多くの研究プロジェクトをポスターセッションで紹介し,参加者は各研究プロジェクトについて熱心に質問をしていました。
本ネットワークは,新潟の地から,東日本の日本海側地域一体へと拡がるエリア,そしてロシア,韓国,中国,モンゴルをはじめとする北東アジア,さらにその周辺地域に関する教育研究活動について本学と学外をつなげ,社会貢献を促進します。本シンポジウムは,本学のこの新たな取組への重要な第一歩となりました。
パネルディスカッションでの質疑応答 |
情報交換会の様子 |
お問い合わせ先
環東アジア地域教育研究ネットワーク事務局
電話 025‒262‒6246(平日9:00~17:00)
FAX 025‒262‒7519