ミクログリアが小脳神経回路の生後発達に不可欠であることを発見しました
研究成果
脳研究所モデル動物開発分野の阿部学准教授は、広島大学大学院医⻭薬保健学研究科の橋本浩一教授、中山寿子元助教(現 東京女子医科大学助教)らとの共同研究により、脳の免疫細胞であるミクログリアが小脳皮質の神経回路の生後発達に重要な働きをすることを明らかにしました。
自閉症や統合失調症などの原因として、脳の興奮と抑制のバランスの乱れに加えてミクログリア機能の破綻も一因であると指摘されています。
ミクログリアの神経回路発達への作用に関するこれらの発見は、精神・神経疾患の病態の理解と治療方法の解明に貢献することが期待されます。
本研究成果は平成30年7月19日にNature Communicationsにオンライン掲載されました。
本件に関するお問合わせ先
広報室
電話 025-262-7000
FAX 025-262-6539
他のニュースも読む
-
AIを活用したPET/CT画像の解析で肺がん免疫療法の副作用と治療後の経過を予測-患者一人一人に適した治療、経過観察の方法の発見に寄与-
研究成果
-
脳の老廃物排出システムを薬で活性化するとタウ病理が抑制―アルツハイマー病などタウオパチーの新たな治療戦略となる可能性―
研究成果
-
光コムで生体組織の“わずかな動き”までとらえる新しい3D計測技術を開発-ナノ変位の検出と高速断層イメージングで医療・産業応用に前進-
研究成果
-
メタボローム解析データを未来の発見につなぐ新リポジトリ「MB-POST」を開発-データの再解析と再利用を加速する国産基盤、試験公開後1年半で 180プロジェクトが登録-
研究成果