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平成31年度入学式を挙行しました

2019年04月03日 水曜日 トピックス

4月3日(水),新潟市中央区の朱鷺メッセにおいて,平成31年度入学式を挙行し,新入生とご家族等合わせて約6,000人が出席しました。
今回,本学に入学した者は,学部2,448人,大学院修士課程・博士前期課程555人,大学院博士課程・博士後期課程128人,大学院専門職学位課程20人,養護教諭特別別科45人の合わせて3,196人です。

式では,髙橋学長から,「現在の社会においては,知識・情報・技術が極めて重要な『知識基盤社会』であり,“豊かな教養”と“高い専門知識”に加えて,“高度な語学力”と“異文化適応力”を身につけ,地域社会から国際社会まで貢献できる人材,真の国際人が求められています。さらに,近未来社会においては,これまでなかった新たな職業が生み出されていくことが確実です。新入生の皆さんには,そのような時代に適応可能な,タフでありしなやかでもある次世代の人材になることを,本学在学中に目指してほしいと思います。」との告辞が述べられました。
これに対して,新入生を代表して,教育学部の飯原美帆さんから,「人々の生活様式や価値観が多様化し,この流れはさらに加速していくと思います。進歩していくことを受け入れつつ,周りの人たちとのコミュニケーションを大切に,さらに世代を超えて互いに尊重し合える社会,一人ひとりが自己実現できる社会にしていかなくてはいけません。私の将来の夢は小学校の教員となることです。すべての子供たちがもつ能力を将来,最大限生かせるようになるため,豊かな人間性と確かな専門性を兼ね備えた教員を目指し,努力してまいります。」との宣誓が述べられました。

ご入学,誠におめでとうございます。
皆さんのこれからの学生生活が実り多きものになりますよう,応援しています。

学長告辞

新入生の皆さん,新潟大学への入学,おめでとうございます。
新しい「令和」の時代を迎えるこの時に,こうして皆さんを新潟大学に迎えられることを,大変嬉しく思います。
新潟大学のすべての教職員を代表して,皆さんに心より歓迎の意をあらわすとともに,これまでの努力に敬意を表したいと思います。
あわせて,新入生の皆さんを温かく見守り,支援をして来られたご家族の皆さまにも,心からお祝いを申し上げます。また,本日ご列席いただきました,同窓会並びに関係者の皆さま方にも,深く御礼を申し上げます。

この度,新潟大学に入学を認められましたのは,外国からの留学生85名を含め,学士課程では2,448名,大学院修士課程では555名,大学院博士課程では128名,大学院専門職学位課程では20名,養護教諭特別別科では45名,総計3,196名であります。

皆さんは,今日から大学生・大学院生として,人生の新たなステップを踏み出します。今は,喜びと期待感でいっぱいと思います。どうぞ,その新鮮な気持ちを,いつまでも持ち続けて下さい。

本学は今から遡ること約150年前に,前身となる学校が開設され,昭和24年に新制国立大学として発足し,今年で70年目を迎えました。長い歴史と豊かな伝統を育み,現在は,十の学部,五つの大学院研究科,脳研究所,災害・復興科学研究所,ならびに医歯学総合病院を有し,学生数約13,000名,教職員数約3,000名を擁する全国有数の大規模総合大学に発展してきました。

新潟大学は,豊かな自然に満ちた広大な越後平野に囲まれ,本州日本海側で唯一の政令指定都市である新潟市に立地し,学問や研究に適した恵まれた環境の中で,日本海側地域から対岸のアジア地域に展開する知の拠点として存在しています。

本学は,「自律と創生」を全学の理念に掲げ,教育,研究及び社会貢献を通じて,地域や世界の着実な発展に貢献する「真の強さを学ぶ。」大学として,その役割を果たしてきました。

教育の基本的目標を,精選された教育課程を通じて,豊かな教養と高い専門知識を修得して時代の課題に的確に対応し,広範に活躍する人材を育成することに置いており,ものごとを総合的に判断し,課題を見つける力,課題を解決する力や,汎用的能力を身につけた学生を育てています。

新潟大学は,多様な学びや,教科書にないことを身につけられる研究機会によって,「想像力」と「創造力」を仲間と磨き合うことができ,自信に満ちた思いやりのある人間へと成長することができる大学です。
新潟大学で学んだ者は,タフでありしなやかでもある真の強さを持ち,人生の課題に立ち向かうことができます。

これまでの高校生活においては,与えられた課題に対して対応するという,どちらかというと“受動的な”学びであったかも知れません。大学生となったこれからは,“主体性”を持った“能動的な”学修により,自ら課題を模索し,解決策を探して実行する力を身につけて行かなくてはなりません。それは決して容易なことではなく,正解がないこともあります。広い視野に立って,深く物事を考える姿勢を身につけてください。自分自身を客観的な視点で見たり,他者の立場で考えたり,今まで以上に多面的に,かつ深く物事を考え抜いてみてください。
幸いなことに,この度皆さんが入学した新潟大学は,全国各地だけでなく,世界各国から多様な学生が入学する総合大学です。同時に,あらゆる分野の専門性を備えた教員が,皆さんの教育を担当します。同級生や先輩,他学部の学生達と交わり,さらには様々な教職員とも積極的に交流し,活発に意見交換し,互いに切磋琢磨しながら,自分の視野や能力を拡大するよう努めてください。

在学中に海外へ留学することも強く勧めたいと思います。短期,長期に関わらず海外での生活は,皆さんの視野や可能性を確実に広げてくれます。私自身も,新潟大学2年次の夏休みに,新潟から船で,当時のソビエト連邦に渡り,モスクワを経由してヨーロッパに行きました。モスクワ大学,パリのソルボンヌ大学,ドイツのハイデルベルク大学を訪問したことは,大きな刺激となりました。
本学には,多彩な留学プログラムが用意されています。留学を通して,外国語に堪能になるだけでなく,一回りも二回りも大きく成長した皆さんの先輩たちを何人も見ています。是非,留学プログラムを積極的に活用してください。

ところで,現代社会では国際交流の活発化,経済活動のグローバル化,人々の意識のボーダレス化などにより,いわゆる「グローバル人材」の育成が求められています。社会や経済の構造は大きく変化し,国境を越えて高度かつ複雑に絡み合い,予測のつかない展開が生まれています。加えて,現在の社会においては,知識・情報・技術が極めて重要な「知識基盤社会」であり,“豊かな教養”と“高い専門知識”に加えて,“高度な語学力”と“異文化適応力”を身につけ,地域社会から国際社会まで貢献できる人材,真の国際人が求められています。
さらに,第4次産業革命と言われるICT,IoT,AI等の爆発的な普及により近未来社会においては,これまでなかった新たな職業が生み出されていくことが確実です。新入生の皆さんには,そのような時代に適応可能な,タフでありしなやかでもある次世代の人材になることを,本学在学中に目指してほしいと思います。

また,大学生活では,学問ばかりでなく,クラブ活動やボランティアなどの課外活動も大切です。本学の学友会には,多数のクラブやサークルが用意されています。全国大会のみならず海外での世界大会にも参加し,活躍を報告してくれるものも少なくありません。
課外活動によって,協調性やリーダーシップを身につけ,多くの友人を得てください。大学時代に得た「我が友」は,一生涯の財産であり,皆さんの今後の人生を豊かなものにしてくれます。

学生生活を有意義なものとするためには,今から卒業までに,自分がどのように成長して行きたいかを考え,大学生活のイメージを組み立ててみてください。もちろん,途中で修正することはあるでしょう。自分がどう成長してきたかを振り返って,そこからどうして生きるかを常に考える習慣を作ってください。大学生活は,長いようで短いものです。この貴重な時間を,有意義に過ごしてください。

ところで,大学生の活字離れ,読書時間の減少が指摘されています。学生生活だけでなく,これからの人生をより良質なものにするためにも,読書は重要です。自分の専門領域にとらわれず,広く人文社会科学,自然科学,生命科学全般にも目を向けた読書に努めて頂きたいと思います。本学の図書館は充実していて,年間延べ利用者数が100万人を超えています。積極的に活用してください。

これから皆さんが経験する大学生・大学院生という時期は,人生で最も活力と希望にあふれ,多くの可能性が芽生える,何ものにも代え難い期間です。皆さんの成長のために,われわれ教職員一同は努力を惜しむことはありません。

最後に,新入生の皆さんが,実り豊かな,活発で明るい大学生活を過ごし,大きく飛躍されることを祈念し,私の告辞といたします。

本日は誠におめでとうございます。

平成31年4月3日
新潟大学長 髙橋 姿

入学生代表宣誓

やわらかな風に包まれ,生命が生き生きと活動を始める,春の訪れを感じる季節となりました。この良き日に,晴れて新潟大学へと入学できることを大変うれしく思っております。新入生を代表いたしまして,心より感謝申し上げます。

一月後には,時代は平成から令和へと移り変わる時を迎えます。平成は人々の生活様式や価値観が多様化した時代ともいわれています。この時代の流れは,ITなど科学技術の飛躍的発展によって,ソサイエティ5.0に向かってさらに加速していくと思います。今こそ,人と人とのつながりが大切です。進歩していくことを受け入れつつ,周りの人たちとのコミュニケーションを大切に,さらに世代を超えて互いに尊重し合える社会,一人ひとりが自己実現できる社会にしていかなくてはいけません。

私の将来の夢は小学校の教員となることです。すべての子供たちがもつ能力を将来,最大限生かせるようになるため,豊かな人間性と確かな専門性を兼ね備えた教員を目指したいと考えています。何よりも,私の味わってきた友達や先生と共に学ぶことの楽しさを,すべての子どもたちにも伝えたいという思いでいっぱいです。大好きな新潟,未来ある子供たちのために,個に応じたきめ細かい対応ができ,一人ひとりの子どもたちに寄り添うことのできる教員となり,この新潟をより活性化させる一人として努力してまいります。

ここに集う新入生一同,これからの大学での日々に大きな夢と希望を抱き,人生の一歩を歩み始めます。新潟大学生として,誇りと責任を持って行動していきたいと思います。これまで私たちを支えてくださった多くの方々に感謝しながら一日一日を,大切に過ごしていくことをここに誓います。

平成31年4月3日
入学生代表
教育学部 学校教員養成課程 飯原美帆

本件に関するお問合わせ先

新潟大学広報室
電話 025-262-7000
FAX 025-262-6539