新潟大学教育研究特別シンポジウム『数学の最先端~双有理幾何学の世界~』を開催します
本学では,県内の高校生等に世界トップレベルの研究者のエピソードも含めた講演を直接体感し,科学への関心を高めてもらうことを目的に,新潟大学教育研究特別シンポジウムを開催しています。
今年は,「数学の最先端~双有理幾何学の世界~」と題し,数学のノーベル賞といわれるフィールズ賞を受賞した日本人3名のうちのひとり,京都大学高等研究院院長の森重文博士をお招きします。
森重文博士は、数学の代数幾何学の分野とくに双有理幾何学の研究で世界をリードし続けています。1990年には3次元代数多様体の極小モデルの存在定理の証明などによって、フィールズ賞を受賞されました。フィールズ賞は数学のノーベル賞ともいわれ、数学分野で最高の権威を有する賞です。数学の最先端の研究の中身について、高校生の皆さんにも分かりやすくお話をして頂きます。また、森博士の京都大学の先輩にもあたる新潟大学名誉教授の吉原久夫博士にも代数幾何学について、分かりやすくお話頂きます。(森博士へ直接質問ができる時間もあります。)
高校生だけでなく,在学生や地域の方も自由にご参加いただけます。ぜひお越しください。
日 時: 2019年5月19日(日)13:25~17:00(12:30受付開始)
場 所: 朱鷺メッセ 4F 国際会議室「マリンホール」(新潟市中央区万代島6番1号)
対 象: どなたでも参加できます
申 込: 不要。ただし,学校単位での参加を希望される場合は事前に下記のお問い合わせ先までご連絡ください。
参 加 費: 無料
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本件に関するお問合わせ先
理学部事務室
TEL 025-262-6101