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平成30年度新潟大学学長教育賞の授与式を行いました

2019年05月21日 火曜日 トピックス

新潟大学学長教育賞とは,教育改善に対する意識を高めるとともに,優れた授業方法および学習支援を全学で共有化することにより,全学的な教育方法の改善に資することを目的に,平成15年度創設の「教育褒章」を発展的に継承して,運用しております。

12回目となる今回,キー・コース開発プロジェクトチーム:医歯学系(歯学部)丹原惇助教(代表者)外4名による「学士課程教育における汎用的能力の育成とルーブリックを用いたパフォーマンス評価」の取り組みを特に優れた成果を挙げた課題として認め,学長教育賞を授与しました。

当該取り組みは,汎用的能力育成に効果が高いとされるルーブリックを用いたパフォーマンス評価に関する継続的な取り組みの成果をまとめたものであり,専門分野を超えて他の学部・学科が参考にできるものであること,また学生の自己評価と教員評価の比較を行うなど,成果検証でも堅実な手法を採っていることから,新潟大学が掲げる地域に根ざし世界で活躍できる課題発見・解決能力に富んだ人材の育成に大きく寄与する課題と判断したものです。

新潟大学では,広い教養と確かな専門性を有した問題解決型人材を輩出することを通して地域や世界の着実な発展に寄与することを全学の目的としております。この実現のためには,教育課程全体を通して汎用的能力と専門性をバランス良く育成することが欠かせません。特に,汎用的能力の育成についてはその重要性が指摘されつつも,評価が困難であることから有効な改善方策の提案が期待されてきました。
今回の受賞は,教養と専門の垣根を乗り越えて歯学部が継続的に取り組んできた汎用的能力育成の試みであり,京都大学松下佳代教授らの研究グループとの共同研究により,全国的にも注目されているものです。本課題の成果が,今後,本学のみならず全国の高等教育機関の参考となることを期待されています。

授与の様子 授与式の集合写真

本件に関するお問合わせ先

学務部教務課
電話 025-262-6310

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