新潟大学公開講座「視覚障がい者のためのパソコン講習」の取組が、令和元年度「障害者の生涯学習支援活動」に係る文部科学大臣表彰を受賞しました
新潟大学公開講座「視覚障がい者のためのパソコン講習」を実施する工学部工学科人間支援感性科学プログラムのグループが、令和元年度「障害者の生涯学習支援活動」に係る文部科学大臣表彰を受賞しました。この文部科学大臣表彰は、障害者の生涯学習支援活動の普及及び発展のために尽力し、顕著な成果をあげた取組に対し、その功労・功績をたたえ表彰するものです。
表彰式は、12月3日(火)に文部科学省にて行われ、青山周平政務官ご臨席のもと、グループを代表して本学自然科学系(工学部)の林豊彦教授に賞状が授与されました。
「視覚障がい者のためのパソコン講習」は、平成15年度からの通算16年にわたり実施されてきたもので、新潟県視覚障害者福祉協会との共同開催により、地域の視覚障害者に対して、情報収集・発信、就学・就労などに欠かせない「情報機器の活用スキル」を長年継続して学習する場を提供しており、地域貢献・障害者支援の点など高い先導性と有効性が高く評価され、この度の受賞となりました。
表彰状を受け取る林教授 |
活動内容を紹介するポスターが展示された表彰式会場 |
この後、林教授らは、12月9日(月)に髙橋学長のもとを訪れ、受賞の報告を行いました。林教授が「長年にわたって活動を続けて来られたのは、新潟県視覚障害者福祉協会、本学学生をはじめ協力してくれた多くの皆様のおかげであり、こうして評価されたことはとても嬉しい」と報告すると、髙橋学長からは、「素晴らしい取組であり、今後もぜひ継続して活動を行ってほしい」との言葉が贈られました。
髙橋学長に受賞の報告を行う林教授ら |
左から山口特任講師、林教授、髙橋学長、飯島教授、前田教授 |
本件に関するお問い合わせ先
研究企画推進部産学連携課
電話 025-262-6375
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