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令和2年度新潟大学学長教育賞の授与式を行いました

2021年05月26日 水曜日 トピックス

新潟大学学長教育賞は、教育改善に対する意識を高めるとともに、優れた授業方法および学習支援を全学で共有化することにより全学的な教育方法の改善に資することを目的に、平成15年創設の「教育褒賞」を発展的に継承し、運用しています。平成18年度より「学長教育賞」と名称を変え、平成30年度からは本学の教育戦略の推進に資する課題に取り組む教員集団に対する新たな褒賞制度「学長教育助成制度」を受けた中で、特に顕著な功績があったと認められる取り組みを実施した教員集団に対して授与しています。

14回目となる今回、「工学力教育センター開発プロジェクト部門」:自然科学系(工学部)鈴木孝昌教授(代表者)外1名による「工学部PBL科目 ものづくりプロジェクトにおけるルーブリック評価の実践」の取り組みを特に優れた成果を挙げた課題と決定し、5月21日(金)に学長教育賞授与式を行いました。

今回の受賞対象は、課題解決的な学修の評価のためルーブリックを用いてきた実績があり、令和2年度の取り組みにおいて、これまでの実績をベースにルーブリックの改善点とその効果が検証されています。プレゼンテーションとレポートのルーブリックを各々別に作成し、丁寧な評価を試みています。このような方法は専門分野を越えて他の科目にも応用可能であり、FD等による取り組みの周知が望まれます。ルーブリックベースの科目成績とGPAの関連分析や複数回のレポートに関する個人得点の推移など精緻に効果が分析されており、成果検証も丁寧に実施されています。本学では、課題発見・解決能力に富んだ人材育成を掲げていますが、PBLのような科目におけるルーブリック評価は学生にとっても自身の学びの改善点が見えやすく、人材育成にも大きく寄与する取り組みであり、取り組みを更に発展させると共に、成果を全学で共有し、全学の教育方法の改善に資することが期待されます。

 

授与式の集合写真
(前列)牛木学長(右)及び受賞者
(後列右より)江口学務部長、小久保理事、福島副学長

本件に関するお問合わせ先

学務部教務課
電話 025-262-6310

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