地域共創支援活動オンラインセミナー・シーズ発表会を開催しました
本学では、地域のステークホルダーと共に新たな価値を創造することを目指して、様々な活動を展開しています。その活動の一環として、本学の多岐にわたる分野・領域の研究者と、地域共創活動の中核となる事業者等との協働を推進するため、「地域共創支援活動オンラインセミナー・シーズ発表会」を開催しました。
第1回
第1回は、9月29日(水)にオンラインにて開催しました。
当日は、自治体、企業、金融機関の関係者ら約110名が参加しました。
セミナーでは、本学創生学部の堀籠崇准教授から「グローカル地域経営の視角からの観光まちづくり」と題した講演が行われました。
その後のシーズ発表では、本学地域連携フードサイエンスセンターの西海理之センター長(農学部・教授)から「新潟大学地域連携フードサイエンスセンターの取組について」、歯学部の井上誠教授から「介護食の世界に革命を~「食べる」を知って「食べる」を支える~」、農学部の藤村忍教授から「おいしい災害食の研究~災害時の食の改善による減災、復興を目指して~」と題してそれぞれの研究が紹介されました。
参加者からは、「現在の情勢を踏まえた上で、今後求められる地域活動が理解できた」「食に関する幅広い分野の話が聞けて良い機会だった」といった声が聞かれ、盛況のうちに終了しました。

堀籠先生

西海先生

井上先生

藤村先生
第2回
第2回は、11月25日(木)にオンラインにて開催しました。
当日は、自治体、企業、金融機関の関係者ら約60名が参加しました。
セミナーでは、本学工学部の白川展之准教授から「シビックテックを通じた地域課題の解決と行政と社会のデジタル化(DX)」と題した講演が行われました。
その後のシーズ発表では、本学農学部の元永佳孝准教授から「画像処理・光センシング技術による食品・農産物の品質評価・管理」、研究推進機構超域学術院の筒浦さとみ助教から「食中毒を起こさない安全な加工食品を提供するための調理・加工に関する研究」、農学部の北岡本光教授から「ビフィズス菌のヒトミルクオリゴ糖代謝経路に迫る~母乳とビフィズス菌の関係~」と題してそれぞれの研究が紹介されました。
参加者からは、「課題解決に市民の力を活用できると、ニーズにより合った行政サービスを提供できるようになると感じた。」「普段触れる機会の少ない研究内容を知ることができ、どの分野も興味深く参考になった。」などの声が聞かれ、盛況のうちに終了しました。

白川先生

筒浦先生

元永先生

北岡先生
本学では、今後も地域のステークホルダーと共に新たな価値を創造することを目指して様々な活動を展開することとしています。
本件に関するお問い合わせ先
研究企画推進部産学連携課
電話 025-262-7599
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