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農学部の学生実習においてスマート田植機とロボット田植機の実演会を実施しました

2022年05月17日 火曜日 トピックス

本学農学部は、2022年5月11日(水)、新潟市西区にある附属フィールド科学教育研究センター新通ステーションの水田において、スマート田植機とロボット田植機の実演会を実施しました。この実演会は、農学部2年生向けに開講している「基礎農林学実習」に合わせて実施されたものです。

本学は、文部科学省「デジタルと専門分野の掛け合わせによる産業DXをけん引する高度専門人材育成事業」の公募に「フィールドを舞台に農業DXをけん引する高度農業人材育成プログラム」を申請し、2022年3月11日に採択を受けました。同プログラムは、「デジタル×農業」の視座から新潟の強みと特色を活かし、フィールドを舞台とした実験・実習科目等の高度化を通じて、データサイエンティストの資質を備えた高度農業人材を育成するものです。

今回実演したスマート田植機(土壌センサー搭載型可変施肥田植機)は、同プログラムの採択を得て導入したもので、土壌条件に合わせて自動で施肥量調整を行います。作土深と土壌肥沃度を田植時にリアルタイムで検知し、施肥量を自動制御することで、1枚の圃場の中で稲の生育を平準化します。また、井関農機株式会社の協力で、同社が新潟県に初めて導入したロボット田植機の実演も併せて行われ、学生らが最先端の農業技術に触れる機会となりました。

農学部では、同プログラムにより、農学の専門的な知識、データサイエンスの実践的な知識・技能及びそれらに必要なデジタル・スキルを身に付け、実社会で生じる課題を発見し、解決できる能力を備えた人材育成に取り組んでいくこととしています。

※大学・高等専門学校においてデジタルと専門分野の教育を掛け合わせた実験・実習カリキュラムを実施するにあたり、その取組の基盤となる教育設備等の支援を行うことで、デジタル化が進む産業分野をけん引する高度専門人材を育成することを目的に文部科学省が公募した事業。

本件に関するお問い合わせ先

農学部附属フィールド科学教育研究センター
電話 0250-58-5737

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