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令和3年度新潟大学学長教育賞の授与式を行いました

2022年06月15日 水曜日 トピックス

本学学長教育賞は、教育改善に対する意識を高めるとともに、優れた授業方法および学習支援を全学で共有化することにより全学的な教育方法の改善に資することを目的に、平成15年創設の「教育褒賞」を発展的に継承し、運用しています。平成18年度より「学長教育賞」と名称を変え、平成30年度からは本学の教育戦略の推進に資する課題に取り組む教員集団に対する新たな褒賞制度「学長教育助成制度」を受けた中で、特に顕著な功績があったと認められる取り組みを実施した教員集団に対して授与しています。

15回目となる今回、「工学力教育センター国際教育部門」:自然科学系(工学部)上田和孝准教授(代表者)外3名による「国際オンライン協働学習(COIL)における同期型と非同期型の連携プログラムの開発」の取り組みを特に優れた成果を挙げた課題と決定し、6月10日(金)に学長教育賞授与式を行いました。

今回の受賞対象となったG-DORMプロジェクトは、コロナ禍においても課題解決型の国際的なグループワークを存続させるため国際オンライン協働学習(Collaborative Online International Learning: COIL)の手法を用いました。令和3年度は、先行して実施した同期型スタイルの改善策としてオンデマンド型を導入した反転学習や非同期型のオンライン授業を組み合わせ、学生にとっての取り組みやすさを増大する工夫を取り入れました。その際、Slack、 Zoom、 Vimeo等のアプリケーションを連動させた非同期型を実施するためのシステムも構成し、技術的にも柔軟な授業実施体制を取れるようにしました。これらの取組は、グローバル教育に資する方法の1つとして汎用性があります。このG-DORMプロジェクトの活動は、教育や国際連携に関する本学の将来ビジョンの実現に向けて着目されるべきであり、取り組みを更に発展させると共に、成果を全学で共有し、全学の教育方法の改善に資することが期待されます。

 

(前列左より)牛木学長、上田准教授、坂本理事
(後列左より)荒井学務部長、坪井教授、若林助教、樋口准教授

本件に関するお問い合わせ先

学務部教務課 
電話 025-262-6310

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