教育学部の土佐幸子教授が一般社団法人日本科学教育学会年会発表賞(2022年度)を受賞しました
本学教育学部の土佐幸子教授が、一般社団法人日本科学教育学会年会発表賞(2022年度)を受賞し、9月17日に愛知教育大学で開催された日本科学教育学会第46回年会表彰式において表彰されました。
日本科学教育学会は、科学教育分野において学会活動をしており、年会発表賞は、同学会の前年度の年会において、優れた研究発表を行った者に対して授与されるものです。
受賞対象となった研究発表は「小学校理科学習におけるモデリングの効果と危険性」と題され、小学校3年の光の単元において、光線モデルを2クラスで導入し、児童の学びを言葉と描画によって比較分析した論文です。
土佐教授の行った実践的な研究が、「小学校でのモデリングに対するアプローチを明確化し、モデリング導入のタイミングにより効果に差が出るという新奇性のある知見を示して警鐘を鳴らしている」として評価されました。
モデリングという科学的探究の重要な要素に関する科学教育研究として、今後の発展が期待されています。
本件に関するお問い合わせ先
教育学部総務係
電話 025-262-7104
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