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長岡市摂田屋エリアにおいて、学生企画による親子体験型イベント「セッタニア」が開催されました

2022年11月17日 木曜日 トピックス

11月13日に、醸造・発酵のまち「宮内摂田屋」において、親子で楽しむ体験イベント「セッタニア」が開催されました(主催:セッタニア実行委員会 代表 創生学部3年 飯田 星一郎、共催:宮内摂田屋method、ながおか・若者・しごと機構)。当日は、万全のコロナ対策を講じ、大学生スタッフ20名(新潟大学、長岡造形大学、新潟国際情報大学)の協力のもと、県内外の親子、地元小学校の子ども総勢50組のべ200名に体験活動を楽しみました。
このイベントは、学生が当事者の立場から新潟地域の活性化を目指すアイデアを創出し、チームでのアクションプランを設計する授業科目「(※)コミュニティー・インターンシップ入門(2021年度)/実践(2022年度)(担当:創生学部 澤邉准教授)」の学修成果をもとに学生有志で企画・実施されたものです。

本学学生が主体となり、長岡摂田屋エリア4か所で以下の6つの体験活動を提供しました。

 味噌パッケージづくり

摂田屋の2種類の味噌の手作りステッカーづくり(協力:株式会社星野本店、有限会社星六)

団子づくり

親子でたのしめる本格的な団子づくり体験(協力:株式会社江口だんご)

団子販売

子供向け販売員の仕事体験(協力:株式会社江口だんご)

ペアリング入門

摂田屋の素材(日本酒、お料理)をまるごと感じることができるペアリング体験(協力:吉乃川株式会社、長谷川酒造株式会社)

おむすびワークショップ

地元高校生が作ったお米に摂田屋の調味料を中心にした具材でおむすびを作って食べる体験(協力:有限会社寿々瀧(6SUBI))

HAKKOコンサート

楽器を工作し、一般のお客様と一緒に音を奏でるコンサート(協力:ミライ発酵本舗株式会社)

本企画は、新潟地域の活性化を大学生が自分事として捉え、現地の関係者の皆様と協働で企画を実践する挑戦的な取組です。大学生がキャンパスを飛び出し、実社会で活躍する様々な世代の関係者と協議しながら、ターゲットを想定した体験活動を設計しました。本企画を通じて、学生は現代社会で求められるコーディネート力、企画力、実践力、状況適応能力といった汎用的能力の育成につながる実践的な場を経験することができました。
セッタニア実行委員会アドバイザー斎藤篤様(ミライ発酵本舗株式会社)からは、「学生が主体に、学生の目線で若い力で提案してくれる機会は私どもにとっても大変刺激になった。子どもから大人まで多世代の人が楽しめる企画で素晴らしい。学生たちが地域振興の新たな価値を示してくれた。」という前向きなコメントがありました。

企画した学生からは「地域の皆様と協力することで新たな可能性が生まれ、自分たちだけでは実現することが難しい体験活動を形にすることができた。価値観や専門性が異なる人たちと一つのものを創りあげるうえで、相手の立場にたって考えることの大切さや柔軟に対応することの難しさを学んだ。宮内摂田屋が第二の故郷のように、自分にとってとても大切な場所になった」という声があり、学生主体イベントの企画運営、宮内摂田屋methodの方々との協働が学生のキャリア形成にとって貴重な機会となりました。

本学創生学部では、今後も新潟の強みを生かしたインパクトのある人材育成を実践しながら、教育の新しいカタチをデザインし、教育を通じた地域経済・産業への貢献を目指していきます。

(※)本科目は、フィールドワークを通じて新潟の地域資源を体感し、学生自らの視点で地域の魅力の再発見を目指す挑戦的な取り組みです。新潟地域に関する課題発見・解決方法の提案を通じて深い学びとキャリア意識の向上を目的とします。2021年度「コミュニティーインターンシップ入門」の様子はこちらでご覧いただけます。

関係機関一覧

本件に関するお問い合わせ先

創生学部 澤邉 潤
E-mail sawabe@ge.niigata-u.ac.jp

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