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令和7年度 新潟県内国立三大学連携シンポジウムを開催しました

2025年06月27日 金曜日 トピックス

本学は、2025年6月20日(金)に、米百俵プレイス「ミライエ長岡」において、「令和7年度 三大学連携シンポジウム 大学教育における生成AI活用の可能性を探る」を、対面とオンラインを組み合わせたハイブリッド形式で開催しました。

本シンポジウムは、新潟大学、上越教育大学、長岡技術科学大学の県内国立三大学が連携して昨年度より開催しているもので、今年度は本学が主催校を務めました。当日は大学関係者や教育関係者など、学内外から約240名の参加者が集まり、大変盛況のうちに終了しました。

シンポジウムでは、まず桜美林大学リベラルアーツ学群の田中一孝准教授より「大学教育における生成AI活用の利点と課題—生成AIガイドラインから—」と題する基調講演があり、国内外の最新のガイドラインの紹介や、大学教育現場での具体的な実践例とその課題についてご講演いただきました。続いて、上越教育大学の大森康正副学長(大学評価・研究全般担当)、長岡技術科学大学の湯川高志副学長(入試・情報マネジメント・男女共同参画・校友会担当)、本学教育基盤機構の斎藤有吾准教授による事例報告では、それぞれの大学が直面している課題や実践の工夫について、率直かつ具体的な報告がなされました。大学ごとの特色を踏まえつつも、共通する課題や展望について共有され、連携の意義が浮き彫りとなりました。

パネルディスカッションでは、本学教育基盤機構の上畠洋佑准教授がモデレーターを務め、生成AIの活用に向けた制度設計や教育評価のあり方等について、多角的な視点から意見交換が行われました。三大学が同じテーマのもとに集い、相互の知見を重ねながら、実質的な連携による学びと共創の姿が体現された、非常に意義深い時間となりました。

今回のシンポジウムは、生成AIという革新的な技術への対応を通じて、大学間連携の可能性とその力を改めて示す場となりました。今後も三大学が協働し、地域社会や次世代の教育に資する取り組みを継続してまいります。


本学の牛木辰男学長による挨拶

桜美林大学リベラルアーツ学群の田中一孝准教授による基調講演

事例報告を行う上越教育大学の大森康正副学長〈大学評価・研究全般担当〉

事例報告を行う長岡技術科学大学情報・経営システム系の湯川高志副学長(入試・情報マネジメント・男女共同参画・校友会担当)

事例報告を行う本学教育基盤機構の斎藤 有吾准教授

司会・モデレーターを務めた本学教育基盤機構の上畠洋佑准教授

パネルディスカッションの様子

長岡技術科学大学の鎌土重晴学長による閉会挨拶

本件に関するお問い合わせ先

広報事務室
E-mail pr-office@adm.niigata-u.ac.jp

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