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駐日ドイツ連邦共和国大使が本学を訪問しました

2025年07月22日 火曜日 トピックス

2025年7月16日に、駐日ドイツ連邦共和国大使のペトラ・ジグムント特命全権大使が本学五十嵐キャンパスを訪問しました。

ジグムント大使は、まず牛木学長、末吉理事(研究・大学院担当)を表敬訪問し、日独間の研究協力の可能性について懇談しました。ジグムント大使は特に、科学技術分野での両国の協力関係の強化を訴え、本学の太陽熱に関する先端研究や県内で導入実績のある風力発電技術に強い関心を示されました。

これを受け、牛木学長や末吉理事からも、太陽熱エネルギーや風力発電をはじめ、今後成長が期待される科学分野において、日独研究者の協力関係を進めることについて、前向きな発言がありました。

その後、ジグムント大使は太陽集熱の利用について、ドイツ航空宇宙センター(DLR)と共同研究を進める工学部・児玉竜也教授の研究室を訪問し、大型サンシミュレータなどを見学しました。このシミュレータは、高温の太陽集熱によって化学燃料製造や発電を行う技術の開発に使用する大型機器で、その特徴について、児玉教授が大使に詳しく説明しました。児玉教授は研究を通じ、太陽光を反射鏡で集めて高温状態にし、この高温の太陽熱で水を分解し、クリーンな水素エネルギーを製造する技術の開発を目指しています。
ジグムント大使は、電力を使用せず、太陽光の力を最大限活用することによって、水から水素を製造する仕組みに大きな感銘を受けられており、研究の更なる進展や開発技術の実用化に期待を寄せていました。


表敬訪問後の記念撮影

水分解水素製造システムの研究について説明を受ける大使

児玉教授の実験室を見学するジグムント大使

ジグムント大使に実験機器の説明をする児玉教授

本件に関するお問合わせ先

グローバルキャンパス推進課
電話 025-262-6935

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