大学院自然科学研究科/工学部の増田淳教授が電気学会令和7年基礎・材料・共通部門大会において感謝状の贈呈を受けました
本学大学院自然科学研究科/工学部の増田淳教授(本学研究統括機構附置カーボンニュートラル融合技術研究センター長)が、9月4日に開催された一般社団法人電気学会 令和7年基礎・材料・共通部門大会において、「令和7年全国大会における部門間連携企画の推進」に関して感謝状の贈呈を受けました。これは、3月18日から20日に明治大学中野キャンパスにて開催された令和7年電気学会全国大会にて、本部企画シンポジウム「電気学会が取り組むべき課題 -材料・デバイス・システム技術を統合しエネルギー問題を解決する-」の企画運営に貢献したことが評価されたものです。
2050年カーボンニュートラルの達成には、既存の学問領域で扱う技術に加え、個別技術の融合や学際的知見が必要になる場合もあります。さらに、その前提となる気候変動についての理解を深める必要もあります。国内の一次エネルギーに占める電力の比率は50%に達しておらず、電気エネルギーと熱・化学エネルギーとの関わりを深めることも重要です。さらには、創エネルギー・省エネルギー・蓄エネルギーに加えて、エネルギー輸送とエネルギーマネジメント(スマートグリッド等)に関する技術課題を総合的に解決する必要もあります。同シンポジウムでは、これらの広範な技術課題を克服するために、電気学会が部門間連携で何に取り組むべきかを講師と聴衆で考える機会として、それぞれの分野の第一線で活躍する講師による講演とパネルディスカッションから構成されるシンポジウムを増田教授が岡本健次電気学会基礎・材料・共通部門長と企画しました。今回の感謝状の贈呈は、シンポジウムの開催と、その後の部門間連携促進への継続的な貢献に対するものです。
写真 左:増田淳教授、右:岡本健次電気学会基礎・材料・共通部門長
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一般社団法人電気学会ホームページ:基礎・材料・共通部門特別賞感謝状受賞者一覧
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