米の自給率向上へ経済科学部の学生がパックご飯を企画しました
本学経済科学部石塚研究室の学生が米の自給率向上に取り組む「Neo Packageプロジェクト」でパッケージをデザインしたパックご飯が10月28日(火曜日)に発売されます。
このプロジェクトは、同研究室が新潟県から受託している研究課題「食料自給率向上・米粉の普及拡大に係る効果的な広報活動」に、同研究室所属の学生4名(Neo Package班)がゼミ活動として取り組んだものです。学生自ら新潟市中央区にある産直市場「ピカリ産直市場お冨さん」を訪問し、同社の冨山専務や関係の方々に、パックご飯の提案を行いました。その後製品化が決まり、2025年4月から本格的に打ち合わせを行い、この推しごはんが完成しました。メンバーの、「ブランド米」だけでなく、“どこの土地で、誰が作ったのか” という背景まで伝えたい想いが詰まった一膳です。

商品概要
| 商品名: | 佐渡・上横山産こしひかり ご飯パック |
|---|---|
| 開発: | 新潟大学 石塚研究室 Neo Package班 |
| 原料生産者: | 伊藤春雄(佐渡市上横山) |
| 内容量・価格: | 1パック230円(税抜き)写真左/3パックセット638円(税抜き)写真右 |
| 販売先: | ピカリ産直市場お冨さん、他全国量販店、百貨店 |
| 発売日: | 10月28日(火曜日) |
Neo Package班学生のコメント
通常は、ターゲットを決めて、その人に刺さるパッケージを考えます、でも、今回、ご飯という性質上、どうしたら多くの人に手に取ってもらうかを考え、かつ、差別化ができるように考えました。既存のパックご飯のパッケージを調査分析し、どのような、色、言葉を使い、限られたスペースで何を伝えるべきか考えました。特に、私たちは、伊藤様が大切にされている「上横山集落との共生」という実践、ご自身の利益だけでなく集落全体のことを想って、景観にも配慮した農地の維持管理にとても感動し、それを多くの人に伝えたいと思いました。
本件に関するお問い合わせ先
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