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第3回新潟大学リエゾンプロフェッサー・アセンブリーを開催しました

2025年10月29日 水曜日 トピックス

本学では、海外において本学の国際交流・連携に顕著な貢献を頂いている方々に「新潟大学リエゾンプロフェッサー」の称号を付与し、国際ネットワークの構築・推進にご協力頂いています。この取り組みの一環として、10月20日(月曜日)に、新潟市内のホテルにて「第3回リエゾンプロフェッサー・アセンブリー」を開催しました。

本制度は平成28年度に創設され、令和7年10月現在、16の国・地域から23名のリエゾンプロフェッサー(LP)が任命されています。今回はコロナ禍による中断を経て、約7年ぶりの現地開催となりました。

 


第3回リエゾンプロフェッサー・アセンブリーの様子

第3回を迎えた今回は、より実質的な国際連携の議論を目的として、FD(Faculty Development)形式へと趣旨を変更し、内容の充実を図りました。LPの中から、特に卓越した活動実績を有する、ペラデニア大(スリランカ)のサジブ・アリヤシンヘ教授、インド理科大学院大のクリシュナン・サジーブ教授、華中師範大(中国)の李俄憲教授、モンゴル科学アカデミー考古学研究所のイシツェレン・ロチン博士の4名を招聘し、それぞれの国際交流・研究連携の取り組みについて報告が行われました。各発表では、本学との学生交流や共同研究の成果に加え、今後の国際連携の展望に関する具体的な提案も示されました。また、オンライン参加も可能とし、トルコや中国からのLPも出席するなど、地理的制約を超えた広範な交流が実現しました。


多分野にわたる交流実績を紹介するサジブ・アリヤシンヘ教授(スリランカ・べラデニア大)

本学留学中の経験も交えて発表する李俄憲教授(中国・華中師範大)

フィールド科学人材の日印共同育成について報告するクリシュナン・サジーブ教授(インド理科大学院大)

考古学分野での共同研究実績を発表するイシツェレン・ロチン博士 (モンゴル科学アカデミー考古学研究所)

各発表後には、染矢俊幸理事(グローバル推進担当)より、本学の国際戦略と国際連携強化策について報告がありました。続いて、本学大学院への留学生進学者を増加させるための具体策について、海外機関との連携方法を中心に活発なディスカッションが行われました。各LPからは、修士・博士一貫型プログラムの導入、国際共同指導体制の構築、大学院生への奨学金支援の拡充、ポスドクプログラムの充実など、多角的な視点からさまざまな提言が寄せられました。国際共同研究や学生交流の拡大に向けた潜在的可能性が語られ、今後の国際交流活動の推進に向けて有意義な意見交換が行われました。


本学の国際戦略について語る染矢俊幸理事

全体ディスカッションの様子

アセンブリー終了後には、会食会が催され、LPと本学教員間との親睦を深める貴重な機会となりました。各LPはこれらに加えて、滞在期間中に、それぞれが特に関係の深い学部・研究科など(理学部、歯学部、アジア連携研究センター、現代社会文化研究科)も訪問し、特別講演や国際シンポジウムへの参加を通じて、多様な国際連携活動にも取り組まれました。


会合後の集合写真

会食会の様子

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本件に関するお問合わせ先

国際部グローバルキャンパス推進課
電話 025-262-6246

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