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健康上の注意

鳥インフルエンザ及び新型インフルエンザの注意

  1. 鳥インフルエンザ
    病原体がA 型インフルエンザウイルスで、その血清亜型がH5N1やH7N9などのものです。2003 年頃から東アジア・東南アジアを中心に、トリの間でA/H5N1 亜型のインフルエンザが発生し、また、トリと濃厚接触をしたヒトへの感染例が増えています。その場合の致死率は高く、世界的流行を引き起こす可能性のあるウイルスの一つとして警戒されています。幸い、今まで日本では、ヒトへの感染例の報告はありません。
  2. 新型インフルエンザ
    新型インフルエンザは、季節性インフルエンザと抗原性が大きく異なるインフルエンザウイルスによる感染症で、多くの人々が免疫を保有していないために、全国的かつ急速にまん延し、国民の生命及び健康に重大な影響を与えるおそれがあります。
    2009 年に発生したインフルエンザ(H1N1)が最新の新型インフルエンザです。インフルエンザウイルスの中でも、特にA 型ウイルスには多くの種類があり、鳥類や哺乳類の間で感染を繰り返していると変化します。その一部がヒトの間でも流行するようになったインフルエンザウイルスによる感染症が、新型インフルエンザです。
    予防は通常の季節性インフルエンザと同様に、うがいと手洗いの励行です。学生及び職員においては、鳥インフルエンザ及び新型インフルエンザについて正しく理解し、常に最新の情報の確認に努めるとともに、特に、海外に帰省・旅行する方は、渡航先の発生状況などを必ず確認してください。

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