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地域連携

佐渡島と新潟大学の相互協力

佐渡島と新潟大学は、古くから繋がりを持ってきました。
昭和26年に農学部演習林が設置され、昭和29年には理学部臨海実験所が設置されました。演習林は500ヘクタールもの大きな敷地を有しています。

平成20年に佐渡市と新潟大学の間で包括連携協定が締結され、総合的な相互協力関係が構築されています。 また、平成22年4月には、佐渡市の協力により朱鷺・自然再生学研究センターを設置し、里山の自然再生学の研究を開始しました。

平成31年4月には、3つのフィールド教育研究施設(森林領域/演習林、里山領域/朱鷺・自然再生学研究施設、海洋領域/臨海実験所)が統合して、佐渡自然共生科学センターが発足、令和2年1月には、コミュニティデザイン室を設置しました。

令和5年4月には、新潟大学と佐渡市の密接な連携を図ると共に、佐渡地域での教育研究をはじめ、共創活動や地域課題解決活動などを推進するために佐渡市インキュベーションセンター河原田本町内に新潟大学佐渡サテライトを設置しました。

佐渡島内における新潟大学施設

佐渡サテライト 〒952-1314 佐渡市河原田本町202
インキュベーションセンター河原田本町1階
フリースペース
Email: kenkyo@adm.niigata-u.ac.jp
佐渡サテライト

佐渡自然共生科学センター

森林領域/演習林 〒952-2206 佐渡市小田94-2
Tel: 0259-78-2613
森林領域/演習林
里山領域/朱鷺・自然再生学研究施設
コミュニティデザイン室
〒950-0103 佐渡市新穂潟上1101-1
トキ交流会館2F
Tel: 0259-22-3885
toki_center
海洋領域/臨海実験所 〒952-2135 佐渡市達者87
Tel: 0259-75-2012
海洋領域/臨海実験所

新潟大学が現在、進めている取り組み

○ 朱鷺の島地域再生人材創出事業

佐渡市と新潟大学における包括連携協定

佐渡市と新潟大学は、相互に協力し、地域社会の発展と人材の育成に寄与することを目的に、平成20年11月13日に包括連携協定を締結しました。
地域医療事業協力やトキの野生復帰などのプロジェクトを含めて、地域発展に繋げる事業展開を図っていくこととしています。

佐渡市ホームページはこちら

佐渡市

その他特筆事項

農学部演習林内に自生する天然杉には、樹齢500年以上の木があり、特異な威容を誇っています。これらは、2008年に北海道で開催されました先進国首脳会議(サミット)の会場においてカメラマン天野尚氏撮影の写真が掲げられたことにより、世界に知られるようになりました。新潟大学では、この貴重な財産を後世に残していくため、関係者と連携して環境維持に尽力していくこととしています。