８月４日（金）に，平成29年度春学期外国人留学生終業式を開催しました。
この終業式は，前期終了後に帰国する留学生が多いことから，そんな彼らの留学の節目として，今回初めて実施しました。附属図書館のライブラリーホールにて開催され，正規生を含む約20人の学生が参加しました。
式では，学長からの挨拶の後，代表の留学生が挨拶として，本学への留学で学んだことなどを日本語で語りました。

終業式の後には，第一食堂に場所を移してティーパーティーを開催。
ティーパーティーでは，髙橋学長の乾杯の発声でスタート。各テーブルには教職員・日本人学生・留学生が一堂に会し，食事をとりながら，互いの国のことや学んだことなどを語り，交流を深めました。食事の締めには蕎麦もふるまわれ，蕎麦を味わいつつ，会話を楽しむ留学生の姿も見られました。
また，パーティーでは，日本文化の体験イベントも実施。このイベントは，国際ボランティアサークルの学生が留学生のために企画したもので，事前に留学生に「帰国する前にやってみたいこと」についてアンケートを取るなどの準備を行い実現しました。
かるたやけん玉などの日本の伝統的な遊びや，書道，少林寺拳法ができるコーナーが設けられ，留学生らはあまり体験出来ない日本文化の体験コーナーに瞳を輝かせていました。
実際に書道を体験した留学生からは「上手く書けて嬉しい」といった声や，かるたを体験した留学生からは「『かるた』は知っていたけど実際にやるのは初めて。たくさん札を取れて嬉しい。」といった声が聞かれ，日本人学生とともに，日本文化を体験し楽しむ様子が伝わってきました。
会の終わりには，帰国する留学生へのプレゼントとして色紙が配られ，留学生はお世話になった教員や友人から寄せ書きをしてもらって，嬉しそうにしていました。これから帰国する交換留学生からは「卒業後はまた新潟へ戻ってきたい」との声も聞かれ，留学生，日本人学生，教職員にとって思い出に残る終業式・パーティーとなりました。

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