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第15回大学生のための食育セミナーを開催しました

2018年07月24日 火曜日 トピックス

本学地域連携フードサイエンスセンターでは,平成25年から「新潟の食の魅力を知り,健康栄養力を向上させる学生向け食育シリーズセミナー事業」を実施しています。食品関連企業が1,000社以上あり,有数の穀倉地帯で,また食品製造地帯である新潟の魅力を生かした食育を通して,学生の心身の健康と勉学意欲の向上,社会に貢献できる人材育成を目指しています。

第15回となる食育セミナーを,7月17日(火)に五十嵐キャンパス農学部棟にて開催しました。「キレイと元気を応援する牛乳・乳製品セミナー 3-A-Dayを始めよう!」と題した今回のセミナーは,一般社団法人日本乳業協会との共催で行われました。

セミナーに先立ち,学生一人ひとりの骨密度測定が行われ,測定した学生からは「初めて骨密度を測った」「自分の骨密度なんて知らなかった」などの声が聞かれました。測定後の栄養指導にも熱心に耳を傾ける姿も見られました。

一般社団法人日本乳業協会 企画・広報部長の難波和美氏による挨拶では,新潟市の乳製品消費量に関する話題も交えながら,「1日に3回,または3品の乳製品を摂ろう!」という取り組みである「3-A-Day」について紹介がなされました。

続いて行われた講演では,「丈夫な骨をつくるライフスタイルとは-牛乳の健康効果-」と題して,女子栄養大学の上西一弘教授から,骨とカルシウムの働きや骨粗しょう症,牛乳と健康について語られました。成長期のカルシウム摂取と骨の発達の大切さ,食事のコツ,また50才頃からの骨量の低下を防ぐための方法など,学生たちは身近な牛乳と健康との関わりについて真剣に聞き入っていました。

講演に聞き入る参加学生たち

講演する女子栄養大学の上西一弘教授

牛乳やヨーグルト,チーズの試食もあり,実際に食べながら3-A-Dayを学ぶ一幕も見られた本セミナー。
学生からは「乳製品を摂取する大切さをとても実感した。もっと乳製品をとって,未来の自分が健康でありたいと思う。」といった感想が聞かれ,自身の食生活を省みて健康について考え,食や乳製品への関心を高める機会となりました。

本件に関するお問合わせ先

広報室
電話 025-262-7000
FAX 025-262-6539

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