10月24日（水）、「LGBT講演会～大学におけるLGBTに対する課題～」を開催しました。

本講演会は「誰もが自分らしく輝ける大学へ」をテーマに、新潟大学ダイバーシティサークル「カラリカ」（以下、「カラリカ」）の企画、男女共同参画推進室主催、教育・学生支援機構の共催によって行われ、学生、教職員、行政関係者など学内外から200名を超える参加がありました。

第1部の講演会では、LGBTの就活支援等を行う株式会社JobRainbowの代表取締役社長である星賢人氏による講演が行われ、LGBTについての基礎的知識、大学生活や就職活動で起こりがちな問題とその対応方法、大学が課題として取り組むべきポイント、「自分たちが社会を変えていく」という意識の大切さなどが語られました。

第2部では、新潟県内の３つの大学の学生サークル（敬和学園大学「LGBT人権研究サークルKeiwa-sign」、新潟青陵大学・短期大学部「新潟ヒューマンライブラリー」、新潟大学「カラリカ」）のメンバーが登壇し、星氏をファシリテータとするパネル・ディスカッションが行われました。また、参加申込時に寄せられた質問や、会場からスマートフォンによりリアルタイムで送られた質問に、星氏やメンバーが丁寧に応じる場面も見られました。

なお、本講演会は「カラリカ」の学生たちからの提案がきっかけとなって実現したもので、学生たちが自ら企画内容を考え、司会進行やパネラーを務めました。本学男女共同参画推進室及び教育・学生支援機構が協働して彼らの計画の実現に向けて後押ししました。
今回のように学生たちが自発的に活動し、大学がそれに応え、より良い大学にするために世代や組織を超えて共に考えていく、という活動の進め方そのものがダイバーシティ推進の一つの形であり、有意義なものとなりました。

本件に関するお問い合わせ先

男女共同参画推進室
電話・FAX：025-262-7572
E-mail： gender@adm.niigata-u.ac.jp