本学災害・復興科学研究所は，東北大災害科学国際研究所と，防災・減災に係る教育，研究，地域貢献，産学連携及び国際交流等の各面に亘って広く協力し，社会にその成果を還元し，我が国の学術の発展，人材の育成，レジリエント社会の構築に寄与することを目的とする包括的連携に関する協定を，令和2年3月26日（木）に締結しました。

東北大学災害科学国際研究所は，東日本大震災1年後（2012年4月）の設立以来，自然災害の解明と，東日本大震災からの教訓に基づく防災・減災技術の再構築をビジョンに掲げ，文系・理系の垣根を越えて，広範囲な防災・減災研究と実践的活動を精力的に行っています。これまでにも，災害･復興科学研究所は，東北大学災害科学国際研究所と，新潟県中越地震の復興支援，震災伝承等についての共同研究やシンポジウム開催，復旧・復興過程の地域研究等で協働してきました。
今回の協定締結により，両研究所は，国内外の防災・減災研究，震災復興研究，防災教育等を，今後さらに効果的に推進していきます。

なお，連携協定締結式は，新型コロナウイルスの感染予防のためマスク姿で署名し，握手はせずにあいさつのみとすることで，執り行われました。

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