新潟大学が開発した新品種『コシヒカリ新潟大学NU1号』暑さに強いことを実証した実験結果を報告しました
研究成果
新潟大学・刈羽村先端農業バイオ研究センター(KAAB)の研究グループ(農学部・三ツ井敏明教授ら)は、高温・高CO2耐性を有する新品種『コシヒカリ新潟大学NU1号』の開発に成功し、このたび新潟県刈羽村の圃場における実験結果を報告する記者会見を開催しました。
近年の温暖化は最も深刻な環境問題の一つです。夏の酷暑によりイネが異常高温に晒されると、コメへのデンプン蓄積異常が発生し、白濁化という品質低下が生じます。平成22年そして令和に入ってからも各所で猛暑やフェーン現象による乾燥した熱風に見舞われ、高温障害により一等米比率は大きく低下しました。新潟県はその風土に恵まれた最高級の良食味を呈するコシヒカリを生産してきましたが、将来にわたり安定的に生産し消費者に届けるため、高温環境下でも収量や品質が低下しないイネ新品種の開発が強く求められており、三ツ井教授らは約20年にわたり研究に取り組んできました。
KAABの研究グループでは、上記のような高温被害を軽減することを目的として、暑さに負けないコシヒカリ新潟大学NU1号を開発し、2020年3月9日に品種登録しました(第27856号)。詳細はこちらをご覧ください。
このたびの記者会見では、今年度、栽培特性評価を目的として刈羽村農家の圃場における実験により、暑さに強い品種であることを実証した結果を報告しました。記者会見で報告した内容はこちら(PDF:2.71MB)をご覧ください。
新潟大学はこれからも地域に根差した様々な取組を行い、教育研究成果を社会に還元することにより、地域社会の発展に寄与していきます。




関連リンク(2020年12月22日追記)
「コシヒカリ新潟大学NU1号」応援基金を創設しました(現在は寄附を募っていません)
本件に関するお問い合わせ先
研究企画推進部産学連携課
電話 025-262-7599
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