このページの本文へ移動
  1. ホーム
  2. ニュース
  3. 教職大学院の院生が地域を舞台にした図画工作の実践を行いました

教職大学院の院生が地域を舞台にした図画工作の実践を行いました

2022年06月14日 火曜日 トピックス

本学大学院教育実践学研究科(教職大学院)2年の現職教員院生・渡邊ゆかりさんがJR越後石山駅のトンネル通路に絵を描くという、地域を舞台にした図画工作の実践を行っています。南中野山小学校5年生の子どもたちと地域が協働して地域課題の解決に取り組んでいるこの実践は、6月7日に新聞社(新潟日報、読売新聞)から取材、8日に放送局(BSN、UX)、10日に放送局(NST)から取材、同日に報道されました。
「地下道を明るくする子どもたちの壁アート」は、6月17日にJR越後石山駅ロータリーにてお披露目する予定です。

この実践は、5年生の子どもたちが、4月から地域の宝や課題を見出し、地域の方々の協力を得ながら課題解決に向かうための取組です。子どもたちは越後石山駅付近では電車がたくさん通過し多くの人が乗降することに「すごいね」と感心する一方で、地下道が薄暗いことから、この環境を改善したいという課題意識をもち今回の活動を行っています。
越後石山駅がなぜここに作られたのかを調べる活動や地域の方から歴史を聞く活動を基に地下道についての理解を深める中、「駅地下道を掃除したい」「壁に色を塗ってみたい」「楽しい絵を描いて通る人を喜ばせたい」などのアイデアを出しあいました。地域の方々は子どもたちの取組を理解し、いつも応援してくれています。地域の方々の尽力で地下道に絵を描く許可も得られ、5月中旬には、地域の方とともに地下道掃除を行いました。
その後、子どもたちは壁画製作のためのコンセプトを話し合い、地域の方からの要望も取り入れた下絵を完成させました。そして、地下道を明るく安心して通れるようにするために、デザインや色使いなどの工夫を重ね、桜並木や“未来号”と名付けた電車を配置した絵を描いています。 
渡邊さんは、地域の方々の支援に感謝しながら、子どもたちと一緒になって思い切り活動に取り組んでいます。

 

   

本件に関するお問い合わせ先

広報室
E-mail pr-office@adm.niigata-u.ac.jp

他のニュースも読む