令和4年度文部科学省「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度(応用基礎レベル)」に認定されました
1.数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度とは
現在、私たちの社会は、デジタル・トランスフォーメーションにより大転換が進んでいます。その変革の大きなきっかけの1つとなっているのがAIであり、今後益々AIを作り、活かし、新たな価値を生み出すことができる人材が求められています。このため、政府は2019年6月に「AI戦略2019」を取りまとめ、その中で数理・データサイエンス・AIに関する人材育成の具体的目標として次が定められました。
数理・データサイエンス・AI人材育成に関する具体的目標
- 文理を問わず、全ての大学・高専生(約50万人卒/年)が、課程にて初級 レベルの数理・データサイエンス・AIを習得
- 文理を問わず、数理・データサイエンス・AIを専門分野としない学生も含む 一定規模の大学・高専生(約25万人卒/年)が、自らの専門分野への数理・データサイエンス・AIの応用基礎力を習得
- 大学・高専の卒業単位として認められる数理・データサイエンス・AI教育のうち、優れた教育プログラムを政府が認定する制度を構築、普及促進
上記具体的目標を実現するため、令和3年度に数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度(リテラシーレベル)、令和4年度に数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度(応用基礎レベル)が創設されました。
2.新潟大学における数理・データサイエンス・AI教育の取組
本学では、数理・データサイエンス・AIに関する知識・技能を有した人材を育成するために、次の教育プログラムを開設しています。
- データサイエンス・ベーシックプログラム(修了要件:2単位、令和3年度数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度(リテラシーレベル)認定)
- データサイエンスリテラシー(修了要件:12単位、パッケージ型マイナー)
- データサイエンス(修了要件:24単位、オナーズ型マイナー(副専攻プログラム))
※ 令和4年度から全学部でデータサイエンス入門科目が必修となりました
このたび、上記プログラムのデータサイエンスリテラシーが数理・データサイエンス・AI教育プログラム(応用基礎レベル)に認定されました。当該プログラムは、データ駆動型社会で活躍するための基礎知識・技能の修得を目標とし、データサイエンスに必要な学問分野の基礎を学ぶ授業科目で構成されています。

本件に関するお問い合わせ先
数理・データサイエンス部門
mds@ge.niigata-u.ac.jp