令和4年度新潟大学ダイバーシティ・マネジメント研修会を開催しました
ダイバーシティ推進センターでは、令和4年12月13日(火)に令和4年度新潟大学ダイバーシティ・マネジメント研修会をオンラインで開催しました。
今回の研修会は、全学的なダイバーシティ推進による教育研究の活性化を図るためには、管理職者がダイバーシティ・マネジメントの重要性を理解した上で大学の管理運営に取り組む必要があるとして、学長、理事、副学長のほか、各部局長等を対象に開催したもので、約100人が参加しました。
当日は、講師の塚原月子氏(株式会社カレイディスト代表取締役社長)から、「今求められるダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン」と題して、エクイティの基本的概念のほか、大学の管理運営における心理的安全性の確保の必要性や日常に潜むアンコンシャスバイアス(無意識の偏見)等に関する講演が行われました。
講演に続き行われた質疑応答では、「本人は求めていない合理的配慮の必要性に気付いたときにはどうしたら良いのか」等の現実的な場面を想定した質問が寄せられたほか、「成功の形も多様であって良いのではないか」、「個の尊厳と経営効率の両面からのアプローチが必要」等といった、ダイバーシティ経営の本質に迫る内容のコメントも交わされました。
参加者は、講演や質疑応答を通じて、多様な人材の組織運営への参画や活躍の実現に向けて、管理職者に求められることなどについての認識を深めることができました。
ダイバーシティ推進センターでは、今後も引き続き、全学的なダイバーシティ推進に取り組んでいきます。
講師の塚原月子氏(株式会社カレイディスト代表取締役社長)の講演の様子
本件に関するお問い合わせ先
経営戦略本部ダイバーシティ推進センター
電話 025-262-7572