本学は、新潟市内の子ども食堂の支援を目的として、昨年度に引き続き「コシヒカリ新潟大学NU1号（以下、NU1号）」を新潟市に寄附しました。

新潟市のご厚意により、2021年12月27日(月)に新潟市役所にて贈呈式が行われました。当日は、本学の牛木辰男学長から新潟市の中原八一市長へ令和3年度産のNU1号200kgを贈呈し、中原市長からは牛木学長へ感謝状が贈られました。

贈呈式にて、中原市長からは「地球温暖化による農業への影響が危惧される中で、三ツ井教授が開発したNU1号は持続可能な新潟の農業に大きく貢献するものと思う。市内42か所の子ども食堂を通じて子どもたちにお米を届けることは、農業への関心を高める大きな力になると期待している。」、新潟市社会福祉協議会の井浦会長からは「子ども食堂はボランティアにより成り立っている部分が大きい。新型ウイルス禍の影響で時間を短縮しお弁当を提供している子ども食堂もあるため、お米の支援は大変ありがたい。」と感謝や応援の言葉がありました。牛木学長は「地域の様々な方との連携によって開発されたNU１号が、微力ながらこども食堂の活動の一助となれば幸いです。」と述べました。

新潟大学は、今後も本学の教育研究成果をもとにして、地域との協働による様々な活動を行い、地域社会の発展への寄与を目指して取り組んでいきます。

関連リンク

• NU1号応援基金（現在は寄附を募っていません）
• NU1号令和3年度実証実験報告会見

本件に関するお問い合わせ先

研究企画推進部産学連携課
電話　025-262-7599