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長岡市宮内摂田屋エリアにおいて、学生企画による親子体験型イベント「セッタニア」を開催しました

2023年10月30日 月曜日 トピックス

10月21日、醸造・発酵のまち「宮内摂田屋」において、本学創生学部生を中心とした学生主体の企画による親子で楽しむ体験イベント「セッタニア」を開催しました(主催:セッタニア実行委員会代表・創生学部4年・飯田 星一郎、共催:宮内摂田屋methodほか)。当日は、大学生スタッフ約40名(本学、長岡造形大学、新潟工科大学)の協力のもと、県内外の親子、地元小学校の子ども総勢70組のべ230名に体験活動を楽しんでいただきました。
このイベントは今年で2回目となります。昨年度の授業科目「(※)コミュニティー・インターンシップ実践(2022年度)(担当:創生学部・澤邉准教授)」にて、学生が当事者の立場から新潟地域の活性化を目指しながら、アクションプランを設計し、第1回目を開催しました。今年度は会場やコンテンツ数を拡大し、より多くの皆様にご参加いただきました。

宮内摂田屋エリア7か所で以下の10の体験活動を提供しました。

 味噌パッケージづくり

摂田屋の2種類の味噌の手作りステッカーづくり(協力:株式会社星野本店、有限会社星六)

団子づくり

親子でたのしめる本格的な団子づくり体験(協力:株式会社江口だんご)

団子販売

子供向け販売員の仕事体験(協力:株式会社江口だんご)

ペアリング入門

宮内摂田屋の素材(日本酒、お料理)をまるごと感じることができるペアリング体験(協力:吉乃川株式会社、長谷川酒造株式会社、イタリアンBUKUBUKU)

おむすびワークショップ

地元高校生が作ったお米に摂田屋の調味料を中心にした具材でおむすびを作って食べる体験(協力:有限会社寿々瀧(6SUBI))

HAKKOコンサート

楽器を工作し、一般のお客様と一緒に音を奏でるコンサート(協力:ミライ発酵本舗株式会社)

せんべい焼き

醤油の製造工程のレクチャー、利き醤油、おせんべい焼きを通して醤油の香りと味を楽しむ体験(協力:株式会社越のむらさき)

お米の食べ比べ

お米の特性のレクチャー、新潟県産お米3種の食べ比べ体験(協力:株式会社高田屋商店)

お米販売

食べ比べのお米とおともを販売する仕事体験(協力:株式会社高田屋商店)

ポスターワークショップ

秋山孝ポスター美術館を巡り、オリジナルポスターをつくる体験(協力:atelier m、ミライ発酵本舗株式会社)

本イベントは、宮内摂田屋エリアの地域振興に関わる課題を地元企業の皆様と大学生がともに考え、現地の関係者と協働で実践する挑戦的な取り組みです。大学生が地域課題を自分事として捉え、社会で活躍する様々な世代の関係者と協働する過程で、現代社会で求められる企画力、実践力、調整力といった学生の汎用的能力育成にもつながっています。
セッタニア実行委員会アドバイザー斎藤篤様(ミライ発酵本舗株式会社)より「昨年に続き、さらに充実した内容になり、私どもにとっても大変刺激になった。製造醸造業の街にセッタニアという体験型コンテンツが造成されることは、参加者だけではなく、わたくしたちにも、あらたな喜びを得る機会となった。これから街が良い意味で変化していく大きな一助となった」というコメントをいただきました。
企画学生からは「昨年よりも体験数と内容を充実させることができ、参加者や地域の方の笑顔や感謝の言葉が聞けたことに大きな達成感がある。企画運営で大変なこともあったが、学生間での振り返りを共有し、地域の方との繋がりを大切にしながら、このイベントを継続させたい」という声があり、学外関係者との協働による経験が学生の主体性を涵養する貴重な機会となりました。

今後も新潟地域の強みと特色を生かしたインパクトのある人材育成を実践するとともに、人材育成を通じた地域振興、地域社会への貢献を目指します。

(※)本科目は、フィールドワークを通じて新潟の地域資源を体感し、学生視点で地域の魅力の再発見し、アクションする挑戦的な取り組みです。新潟地域に関する課題発見・解決方法の提案を通じて深い学びとキャリア意識の向上を目的とします。

関係機関一覧(50音順)

本件に関するお問い合わせ先

創生学部 
准教授 澤邉 潤
E-mail sawabe@ge.niigata-u.ac.jp

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