令和6年度入学式を挙行しました

本学は4月3日(水)、新潟市中央区の朱鷺メッセにおいて令和6年度入学式を挙行しました。入学者は、学部2,380人、大学院修士課程・博士前期課程611人、大学院博士課程・博士後期課程141人、大学院専門職学位課程15人、養護教諭特別別科50人の合わせて3,197人です。
式では、牛木辰男学長から、「入学に際して、新潟大学の理念「自律と創生」を胸に刻み、この新潟大学の将来ビジョンを共有して、学生生活を有意義に過ごしてください。そして、つねに知的好奇心を持ちながら、学ぶ事の大切さを忘れないで、この入学の喜びの中で抱いた夢を忘れずに、その夢に向かって大学生活を送ってください」との告辞がありました。
これに対し、新入生を代表して医学部の藤原七海さんから、「これからも感謝を忘れず、新潟大学での学生生活を実りあるものとし、自己の目標を実現するために日々全力で努力することを誓います」との宣誓が述べられました。
新入生の皆さん、ご入学、誠におめでとうございます。皆さんのこれからの学生生活が実り多きものになりますよう、応援しています。
学長告辞

入学生代表宣誓

日ごとに暖かさを増し、彩り豊かな花々が咲き誇る美しい季節となりました。長く辛い受験生活を経て、今日、夢に見たこの場に立っていることを大変嬉しく思います。また、本日は私たちのためにこのような盛大な入学式を挙行していただき、誠にありがとうございます。関係者の皆様には心から御礼申し上げます。
近年、新型コロナウイルスの流行によるリモートワーク化やAIの急速な進化など、社会構造が大きな転換期を迎えています。また、ウクライナ侵攻やパレスチナでの紛争の激化など、世界の情勢も刻々と変化しています。ほんの5年前にはまったく想像していなかったことがこうして起きているのですから、私たちが卒業する頃に社会がどうなっているか、まったく予測がつきません。
たとえば、私が進む医学部の領域では、ロボットを使った最先端の手術やオンライン診療が進んでいます。一方、超高齢化社会のなかで、地域や診療科によっては医師不足などが問題になっています。私は、そんな複雑化する社会に貢献できる人材となれるよう、直面した課題にまっすぐ向き合い努力し続ける強さや、新しい技術を身につけて最先端医療に順応するしなやかさを、ここ新潟大学で身につけていきたいと思っています。
私たちが今日この日を迎えることができたのは、家族や恩師、友人をはじめとした多くの方々の支えがあったからです。この場を借りて御礼申し上げます。これからも感謝を忘れず、新潟大学での学生生活を実りあるものとし、自己の目標を実現するために日々全力で努力することを誓い、宣誓の言葉といたします。
令和6年4月3日
入学生代表
医学部医学科 藤原七海


本件に関するお問い合わせ先
広報事務室
電話 025-262-7000
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