簡便な体力テストの成績と2型糖尿病の発症リスクの関連を明らかにしました
本学大学院医歯学総合研究科の曽根博仁教授と同研究科生活習慣病予防検査医学講座(新潟県労働衛生医学協会による寄附講座)の加藤公則特任教授らのグループは、東北大学および国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所の共同研究グループとともに、新潟ウェルネススタディの一環として、新潟県労働衛生医学協会の健診データをもとに、 20~92歳の成人を対象とした追跡研究を行い、握力テストおよび閉眼片足立ちテストの成績が2型糖尿病の発症リスクと関連することを明らかにしました。
本研究は、筋力やバランス能力を評価することで、従来の全身持久力による評価より比較的簡便に2型糖尿病の高リスク者を把握できる可能性を示しており、2型糖尿病の予防を目的とした体力測定の重要性を示す重要な報告です。
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