大学院医歯学総合研究科の曽根博仁教授がアジア糖尿病学会(AASD)疫学研究賞を受賞しました
本学医歯学総合研究科の曽根博仁教授が,2019年5月23日(木)~25日(土)に行われたアジア糖尿病学会(Asian Association for the Study of Diabetes(AASD))総会において,疫学研究賞 (The Xiaoren Pan Distinguished Research Award for Epidemiology of Diabetes)を受賞しました。
アジア各国の糖尿病学会を束ねるアジア糖尿病学会(AASD)は,欧州糖尿病学会(EASD),米国糖尿病学会(ADA)と並ぶ糖尿病・代謝学分野の主要国際学会の一つです。そのAASDの学術3褒賞の一つである本賞は,疫学・臨床研究分野の発展に貢献した卓越した研究業績を挙げた研究者1名に贈られるもので,日本人としては初めての受賞となります。
今回の受賞は,曽根教授のこれまでの糖尿病を含む生活習慣病や動脈硬化疾患に関する多くの臨床・疫学研究の成果が認められたものであり,この分野のわが国ならびに本学の研究の卓越性を示すものでもあります。
アジア糖尿病学会(AASD)疫学研究賞を受賞した曽根教授(中央) |
本件に関するお問い合わせ先
広報室
電話 025-262-7000
FAX 025-262-6539
他のニュースも読む
-
研究成果 2024年05月14日
新規結核ブースターワクチン候補分子の提案-結核菌生来の翻訳後修飾を有する蛋白質の優れたインターフェロンガンマ誘導性-
-
研究成果 2024年04月26日
指定難病「視神経脊髄炎」の炎症を正負に制御する免疫ダイナミクスを発見-好中球とT細胞制御を目指した新たな治療法に道-
-
研究成果 2024年04月26日
難治性卵巣がんの治療抵抗性を引き起こす細胞間の協調作用を発見~「がん関連線維芽細胞」を標的とした新しい治療法開発に期待~
-
研究成果 2024年04月15日
糖尿病性神経障害発症における細胞外基質の役割を解明-コンドロイチン硫酸の発現調節による症状軽減化と新たな治療戦略への期待-