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自然科学系(農学部)吉川夏樹准教授が令和2年度科学技術振興機構e-ASIA共同研究プログラム「イノベーションのための先端融合」分野に採択されました

2021年01月08日 金曜日 研究成果

吉川夏樹准教授(自然科学系(農))が、令和2年度科学技術振興機構SICORP e-ASIA共同研究プログラム「イノベーションのための先端融合」分野に、研究代表者として採択されました(応募件数26件、採択3件、採択率11.5%)。e-ASIA共同研究プログラムは、東南アジアを中心とした地域の科学技術分野の研究開発力の強化と地域共通課題の解決を目指し、3カ国以上の多国間共同研究・研究交流を推進する事業であり、研究成果はSDGsへの貢献が期待できます。

研究プロジェクトのポイント

  • 新潟平野において培った研究成果をベースに、ベトナム、インドネシアの研究機関との国際共同研究を通して異なる開発水準の地域に適用できる汎用性の高い統合水管理プラットフォームを開発し、成果をアジア諸国に還元することを目指します。
  • リモートセンシングやICTを活用したプラットフォームを開発することで、デルタ地帯に共通する洪水や塩水侵入といった農業被害の軽減を目指します。

研究プロジェクトについて

農業生産にとって水は不可欠ですが、その量は少なすぎても、多すぎても問題になります。また、特に人口が増加している途上国においては、適切な水管理による農業生産性の向上は重要な課題となっています。
吉川准教授は、シミュレーション技術や地理情報システムを駆使し、農業と水に関する多くの課題について解決策を見出すために、日々研究に取り組んでいます。

この度、採択された研究プロジェクトでは、日本側(新潟大学、神戸大学、近畿大学)と、デルタ地域を有するベトナム 国立水資源計画研究所とインドネシア ボゴール農科大学と共同で、デルタ地域の持続的な農業を支えるために、水、農地、作物の状態を監視および予測する統合水管理プラットフォームを開発することを目的としています。このプラットフォームは、機械学習とリモートセンシングを活用することで、客観的な即時情報に基づき、デルタ地域に共通する洪水や塩水侵入といった農業被害を軽減するために水管理施設を適切に運用する支援が可能です。

日本チームは洪水と塩水侵入の数値計算、機械学習モデル、リモートセンシングによる実時間予測モデルおよびセンサーネットワーク、プラットフォームに実装する可視化アプリケーションを主導的に開発し、ベトナムチームは社会実装計画立案と物理モデルの開発を、インドネシアチームは後発地域におけるシステム設計とリモートセンシング技術の開発を、主導していきます。

この度の共同研究プロジェクトを通して、異なる開発水準の地域に適用できる汎用性の高い水管理プラットフォームを構築し、途上国等の持続的農業生産の実現と農家の経済基盤と生活水準の向上に貢献することが期待できます。

吉川夏樹先生e-ASIA概要
(PDF:1.7MB)

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本件に関するお問い合わせ先

広報室
電話 025-262-7000

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