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研究倫理

新潟大学における粗悪学術誌に対する方針について

平成30年11月16日
学長裁定

 

新潟大学における粗悪学術誌に対する方針

 

近年,オープン・アクセス・ジャーナルの中で,掲載料を搾取することを目的とした,査読が不十分な論文を掲載する質の低い学術誌(いわゆるハゲタカジャーナル)が急増している。
本学の科学者行動規範においては,本学の研究者に社会から寄せられた信頼に応える倫理的責任感を求めており,粗悪学術誌への投稿は,科学への国民からの信頼を失いかねない。また,研究者の業績や評価などに悪影響を及ぼす可能性がある。
このため,今後の学術誌等への投稿については,各研究分野において評価されるジャーナルの文化を尊重しつつ,その財源の公的・私的資金を問わず,以下のとおり取り扱うものとする。

(方針)

  1. 各研究者は粗悪学術誌に投稿しないよう十分に注意するとともに,論文投稿料支払い手続きにおいては,出版社名・ジャーナル名を明記する。なお,投稿しようとする学術誌の是非を判断できない場合には,別添のチェックリスト等を活用し,その判断を行う。
  2. 部局長(コンプライアンス部局責任者)及び研究室主宰者は,研究者・学生の論文投稿の相談に適切に対応するとともに,必要に応じて各所掌において粗悪学術誌に投稿しないことの研究倫理教育を行うものとする。