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新潟大学将来ビジョン2030

5 国際連携ビジョン

新潟大学は、日本海側に位置する新潟から世界に開かれた「知のゲートウエイ」として、世界と協働した知の創造を推進し、国際感覚に満ちたグローバルキャンパスの中で、高度で多様な頭脳循環の場となる。

【目標5-1】(国際感覚を醸成するグローバルキャンパスの構築)

デジタル教育を活用した国際交流プログラムの構築を始めとし、コロナ後の留学生派遣・受入プログラムを促進することを通して、新潟の魅力を感受できるセンスと国際的なマインドを合わせもつ人材を育成する。

具体策の例

①多彩な国籍の学生が協働するオンライン学習や、国内外での課題解決型のアクティブ・ラーニング(※13)の充実、派遣留学プログラムと効果的に組み合わせたハイブリッド国際教育により、ニューノーマル時代におけるグローバル人材育成体制を推進する。
②英語による学位取得が可能なプログラムの拡充、デジタル技術を活用した実践的な日本事情・日本語プログラムなどの多様化により留学生受入体制を強化する。

(※13)アクティブ・ラーニング 教員が講義形式で一方的に教えるのではなく、学生たちが主体的に、仲間と協力しながら課題を解決するような指導・学習方法。例としてグループワークやディスカッション、体験学習、調査学習など。

【目標5-2】(高度で多様な頭脳循環の環境構築)

海外の大学との交流の促進や教職員の相互派遣の増加など、高度で多様な頭脳循環を推進するための環境を構築し、世界と協働した知の創造を推進する。

具体策の例

①国内外の教育・研究機関・地域と協働で教育・研究を推進するためのスマート組織体制(学内組織整備、海外大学との交流締結、海外事務所整備などのネットワーク化)を構築する。
②本学のフラッグシップ研究や国際水準の研究、地域に根差した特色ある教育・研究を背景に、学生、教職員の海外機関との人的交流による国際的頭脳循環ネットワークを構築する。