このページの本文へ移動
新潟大学将来ビジョン2030

4 産学・地域連携ビジョン

新潟大学は、地域での対話や産学協働を活用した教育・研究活動を推進し、新潟という地方中核都市を起点とした地域創生と個性化に寄与することで、新たなライフ・イノベーションを生み出すための、社会と地域の共創の拠点となる。

【目標4-1】(地域社会の交流拠点の形成)

地域社会の課題解決に取り組むリーダー人材の育成の場を提供するとともに、新潟を起点とした地域創生と個性化に資する研究を推進することを通して、地域社会における多様な対話や連携を牽引する交流拠点を形成する。

具体策の例

①地域との対話や産学協働を通して地域社会を牽引し、地域社会の課題解決に取り組む中核的リーダー(産業・社会イノベーター)や起業精神のある人材育成を推進する。
②新潟の地域性を土台として、地球規模の視点でのSDGsの取り組みを推進する。また、この推進において、地域の小・中学校、高等学校と連携することで、未来社会の人材育成に貢献する。

【目標4-2】(産学の知を組み合わせたイノベーションの創出)

組織的な産学連携の推進により、大学が生み出す文理を越えた「新たな知」の積極的な社会実装を進め、豊かな未来社会を生み出す産業や社会のイノベーションを創出する。

具体策の例

①本学における組織型産学連携による共同研究開発の拠点(ライフイノベーションハブ、未来健康科学オープンイノベーションセンター等)を活用し、オープンイノベーション(※12)を推進する。
②大学の知と地域が持つ知の融合により、モノづくりなどの国際的な産業イノベーションの創出を推進する。

(※12)オープンイノベーション 新技術・新製品の開発に際して、組織の枠組みを越え、広く知識・技術の結集を図ること。