• HOME
  • ピックアップ
  • 第一回卒業生が母校に稀覯書(きこうしょ)コレクションを寄贈

第一回卒業生が母校に稀覯書(きこうしょ)コレクションを寄贈

 今年で創立60周年を迎えた本学では,新制大学となって第一回目の卒業生から,個人で蒐集した稀覯書コレクションの寄贈があり,8月5日(水),寄贈者に対して,学長感謝状の贈呈が行われました。
 今回,稀覯書コレクションを寄贈していただいたのは,第一回卒業生(昭和28年人文学部卒)の原田新司氏で,母校が創立60周年を迎えた記念に,ドイツ文学専攻であった原田氏がこれまで私財を投入して集めたゲーテの自筆書簡や「若きウェルテルの悩み」初版本,「ファウスト断片」初版本等,いずれも現在では入手が困難な稀覯書を大学での教育研究に役立てて欲しいと寄贈の申し出があったものです。
 贈呈式は,山下理事,仙石理事,矢田附属図書館長,関尾人文学部長らの立ち会いの下,下條学長から原田氏に感謝状と記念品が贈呈されました。続いて,寄贈された稀覯書コレクションを前に歓談が行われ,原田氏から,入学当時の社会情勢及び新潟大学の状況や,稀覯書を蒐集するときの苦労談など興味深い話題が多く語られました。
 寄贈された稀覯書コレクションは,ゲーテの「若きウェルテルの悩み」「ファウスト断片」「ゲーテ著作集」各初版本や,ハイネ,ボードレール,ランボーの初版本等,学生らにも馴染みの深い作品12点19冊と,ゲーテの自筆書簡1葉(両面)からなっており,附属図書館において「原田文庫」と名付けて保管し,本学での教育研究に活用していくこととしているほか,ゲーテの自筆書簡については,地域の方々にもご覧いただくため,レプリカ(複製)を作成し,本年9月に開設する新潟大学駅南キャンパス「ときめいと」において展示することとしています。

下條学長から感謝状を贈呈される原田氏(右)

稀覯書を前に歓談する原田氏ら